ニュース
12.1Mカメラ+PLASMAフラッシュ搭載の防水スライド――「Cyber-shotケータイ S003」
約1年ぶりとなるauのCyber-shotケータイ最新モデルは、スライド端末では世界初となる防水性能を実現。カメラは1209万画素に向上し、従来機よりも約48倍明るい「PLASMAフラッシュ」を搭載している。
au向けCyber-shotケータイとしては3世代目となる、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Cyber-shotケータイ S003」は、世界初の防水スライドを実現したモデル。防水性能はIPX5/IPX7相当をサポートしている。
ソニーのCMOSセンサー「Exmor(エクスモア)」を用いた1209万画素カメラを搭載しており、両面マルチARコート付き光学ガラスオーバーレンズにより、高画質な写真を撮れる。従来モデルよりも約48倍明るい「PLASMAフラッシュ」も装備しており、暗い場所での撮影に威力を発揮する。このほか、特定の人物を逃さずに撮れる「顔キメ&個人検出」、美顔やミニチュアなど5つの効果を加えられる「マジカルショット」、シーンを自動で認識する「おまかせオート」などの撮影機能も利用できる。カメラは裏面のチルトダウン式レンズカバーをスライドすると起動する。
サービス面では「Wi-Fi WIN」には対応していないが、ソニーのブルーレイディスク、DVDレコーダーで録画した番組をケータイへ転送できる「おでかけ転送」や、EZ・FM、BluetoothなどAV機能が充実。世界で利用できる「グローバルパスポートGSM/CDMA」に対応しているほか、グローバル電卓や2都市時計、英語予測入力など、海外で役立つ機能も豊富に用意されている。
機種名 | Cyber-shotケータイ S003 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約52×118×17.6ミリ |
重さ | 約154グラム |
連続通話時間 | 約250分 |
連続待受時間 | 約260時間 |
カメラ | 有効約1209万画素CMOS(AF、手ブレ補正対応) |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 |
サブディスプレイ | − |
ボディカラー | フラッシュピンク、クリスタルホワイト、レーザーブルー、メタリックチャコール |
主な機能 | LISMO Music、LISMO Video、LISMO Book、au Smart Sports、グローバルパスポートGSM/CDMA、EZナビウォーク、EZ助手席ナビ、ワンセグ、おサイフケータイ(EZ FeliCa)、EZ・FM、EZニュースEX、デコレーションアニメ、Bluetooth、赤外線通信 ほか |
関連キーワード
Cyber-shotケータイ S003 | Cyber-shotケータイ | サイバーショット | 防水 | au | CDMA | グローバルパスポート | GSM | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ | Exmor | レコーダー
関連記事
- 全機種防水、キー交換、13Mカメラ、高速「KCP3.0」――au 2010年夏モデル10機種を発表
KDDIが2010年夏モデルを発表した。今回は全10機種とも防水機能を備えているほか、カメラ機能や映像機能に注力したモデルや、キーパッドを交換できる機種、ソーラーパネル搭載機をラインアップ。チップセットに1GHzの「snapdragon」を採用した新プラットフォーム「KCP3.0」を導入したモデルも投入する。 - 12Mカメラ、防水BRAVIA、世界最薄防水――au 2009年秋冬+2010年春モデル13機種
KDDIがau2009年秋冬モデルと2010年春モデルを同時に発表した。12Mピクセルカメラを搭載した「EXILIMケータイ CA003」や「AQUOS SHOT SH003」、映像機能を強化した防水端末「BRAVIA Phone U1」や、無線LAN対応の「AQUOS SHOT SH006」、URBANO第2弾「URBANO BARONE」など13機種をそろえた。 - KDDI、「Cyber-shotケータイ S001」に新色ホワイトとブラウンを追加
808万画素カメラと3.3インチ有機ELを搭載する「Cyber-shotケータイ S001」に新色が登場。Cyber-shotでも人気の「ホワイト」と「ブラウン」が追加された。 - 8Mカメラ+フルワイド3.3インチ有機ELを搭載、世界対応やBRAVIA連携も――「Cyber-shotケータイ S001」
auのCyber-shotケータイが進化し、撮像素子が有効808万画素へスペックアップ。“本家”Cyber-shotと同等の撮影機能を備えたほか、フォトビューワーも楽しめる大画面フルワイド3.3インチ有機ELを搭載。GSMローミングにも対応した。 - 写真で解説する「Cyber-shotケータイ S001」(外観編)
“Cyber-shotらしさ”を継承しながら、前モデル「W61S」からかなりデザインイメージが変わった「Cyber-shotケータイ S001」。そのヒミツは、既存ユーザーからのフィードバックを生かしながらスペックの向上を目指した点にあるようだ。 - 写真で解説する「Cyber-shotケータイ S001」(ソフトウェア編)
「Cyber-shotケータイ S001」はカメラまかせでよりきれいな写真が撮れる機能や、たくさんの写真をスムーズに閲覧できる機能を強化。それ以外にも、ソフトウェア面でさまざまな進化を遂げた。 - 今までで一番「デジカメっぽい」かも――「Cyber-shotケータイ S001」
デジカメケータイの中でも好調に売れているauの「Cyber-shotケータイ S001」。「おまかせシーン認識」など機能面の向上や、“画素数アップ”だけではない画質の向上、さらにデジカメらしいボディデザインも相まって “Cyber-shot”の名にふさわしいモデルに仕上がっている。 - 第1回 着信LEDの場所は? EZwebのフォントはきれい?
3.3インチのフルワイドVGA有機ELや808万画素CMOSカメラを搭載する「S001」は、auでは2世代目の“Cyber-shotケータイ”となる。今回は着信LEDやmicroSDスロットの位置などの基本事項や、従来の KCP+端末でも多くの質問が寄せられていたフォントについて調べた。 - 第2回 キーの反応速度やカメラの起動速度はどう?――「Cyber-shotケータイ S001」
808万画素CMOSカメラを搭載するソニー・エリクソン製の「Cyber-shot ケータイ S001」はKCP+対応機ということもあり、カメラ性能はもちろん、各機能が“キビキビ動くのか”も気になる。そこで今回は、キーの反応速度やカメラの起動速度、画像の保存速度などを調べた。 - 第3回 W61Sからどこが変わった?(カメラ編)――「Cyber-shotケータイ S001」
au向けのCyber-shotケータイとしては2代目となる「S001」は、初代Cyber-shotケータイの「W61S」からどこが変わったのか。今回はカメラ機能を中心に、この2モデルの違いを調べた。 - 第4回 W61Sからどこが変わった?(基本性能編)――「Cyber-shotケータイ S001」
カメラ機能が目立つ「S001」だが、基本性能は初代Cyber-shotケータイの「W61S」からどれほど進化したのだろうか。外観や基本スペック、対応サービスの違いを調べた。 - 第5回 ほかのケータイで撮った写真も「フォトビューアー」で表示できる?
「Cyber-shotケータイ S001」は撮影機能はもちろん“観る”機能にも注力し、専用の「フォトビューアー」を搭載した。このフォトビューアーは、ほかの端末で撮影した写真も表示できるのだろうか。 - ワンセグとBluetoothに対応した“全部入り”Cyber-shotケータイ──「W61S」
ドコモに続きauにも“Cyber-shotケータイ”が登場。ソニー・エリクソンの「W61S」は、5メガCMOSと光学3倍ズーム、顔検出AFやスマイルシャッター搭載のカメラ機能に加え、新たにワンセグやBluetoothにも対応した。 - 写真で解説する“Cyber-shotケータイ”「W61S」(外観編)
“Cyber-shotケータイ”「W61S」は、ドコモ向け「SO905iCS」と同じ5メガCMOS+光学3倍ズーム+顔認識AF+スマイルシャッターというハイスペックカメラに加え、さらにワンセグとBluetoothを搭載したハイエンドモデルだ。 - 写真と動画で見る“Cyber-shotケータイ”「W61S」(ソフト編)
auのCyber-shotケータイ「W61S」。発表会場の試作機で確認できたカメラ機能のユーザーインタフェースやフォトビューアー機能、自動レンズカバーの動作、AV出力機能について紹介しよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.