あの“PANTONE”ケータイがPHSになった――「PANTONE WX01SH」

多色展開で人気を博しているシャープのフィーチャーフォン「PANTONE」が、ウィルコムのPHSになった。ボディは7色のカラーバリエーションを用意し、持ちやすいラウンドフォルムを採用している。

[平賀洋一，ITmedia]

　ウィルコムは5月29日、シャープ製のPHS端末「PANTONE WX01SH」を発表した。8月上旬以降の発売を予定している。ウィルコムがシャープ製PHSを発売するのは「HYBRID W-ZERO3」以来2年半ぶり。またスマートフォンではない音声端末としては初めてのシャープ製PHS端末だ。

「PANTONE PHS WX01SH」

　PANTONEの名の通り、ベースとなったのはソフトバンクモバイルの3Gケータイ「PANTONE 3 001SH」。ゴールド、ピンク、ビビッドピンク、イエロー、ブルー、ホワイト、ブラックと7色のバリエーションを用意したボディは、持ちやすさに配慮した丸みのあるフォルムを採用し、大きく押しやすいダイヤルキーを搭載した。ディスプレイには、2.9インチのワイドQVGA（240×400ピクセル）表示液晶を採用し、背面にはサブ液晶も備える。カメラは200万画素CMOSで、外部メモリとしてmicroSDが利用できる。

　ワンセグやおサイフケータイには対応していないが、フルブラウザやEメール、ライトメール、赤外線通信などを搭載。Eメールはデコラティブメールに対応している。またJavaアプリも利用できる。

「PANTONE WX01SH」の主なスペック

機種名	PANTONE PHS WX01SH
サイズ（幅×高さ×厚さ）	約50×102×17.4ミリ
重さ	約95グラム
連続通話時間	約9時間
連続待受時間	約580時間
カメラ	200万画素CMOS
外部メモリスロット	microSD（最大32Gバイト）
メインディスプレイ	約2.9インチワイドQVGA（240×400ピクセル）液晶
サブディスプレイ	約0.7インチ（26×96ピクセル）有機EL 白1色
赤外線通信	○
Flashプレーヤー	○
Bluetooth	─
Java	○
ボディカラー	ゴールド、 ピンク、ビビッドピンク、イエロー、ブルー、ホワイト、ブラック
発売日	8月上旬以降予定