auの「VEGA PTL21」、Android 4.1へバージョンアップ可能に:“新感覚”スマートフォンもJelly Beanに
2012年10月に発表したauのスマートフォン「VEGA PTL21」で、Android 4.1へバージョンアップが4月4日から可能になる。
KDDIが4月4日、Pantech製のスマートフォン「VEGA PTL21」に対し、Android 4.1へのバージョンアップを開始した。
OSのバージョンアップは端末単体で行える。操作手順は、ホーム画面のメニューから「設定」>「端末情報」>「ソフトウェアアップデート」>「アップデート実行」>「実行」となる。アップデートが完了すると、OSのバージョンが「Android 4.1 Jelly Bean」に変更する。Android 4.1 アップデートファイルのサイズは約242Mバイトで、アップデートに要する時間は無線LAN接続状態で約15分、3G利用時で約30分としている。
Android 4.1にバージョンアップすることで、以下の機能改善や変更が図られる。
- 「VEGA Motion」にフォーカスタイプを追加
- お気に入り機能がホーム画面から起動可能
- Myプロフィールデータの赤外線送信がモーション操作で可能に
- カバーモーションでWebページの更新が可能に
- 「通知/ステータスパネル」画面で日時表示を見やすくした
- 「通知/ステータスパネル」画面でメール受信や不在着信など表示項目と操作を追加
- ホーム画面に連絡先ウィジェットを追加
- カレンダーでGoogle+登録予定が閲覧編集可能
- ソフトウェアテンキーの視認性と操作性を向上
なお、OSのバージョンアップを行う前に、これまで公開しているアップデートを適用しておく必要がある。この操作も、「設定」>「端末情報」>「ソフトウェアアップデート」で実行できる。
また、KDDIの説明によるとAndroid 4.1のアップデートに伴い、すでに導入している「LISMO Player」は動作しなくなるため、Android 4.1に対応したLISMO Playerにユーザーがアップデートする必要がある。この操作は、「au Market」>「LISMO」で検索>「LISMO Player」で行える。さらに、Android標準機能の「TalkBack」は日本語未対応のため、端末の言語設定を日本語としている場合は、日本語音声のアプリダウンロードと設定が必要になる。
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