機能はもちろん、上質さと使いやすさ、そしてスタミナ重視の“大人”たちへ――「URBANO L01」:4G LTE対応
大人向けブランド“URBANO”のスマートフォン第2弾は、金属パーツを使って上質さをアップ。ケータイを意識した使い勝手と充実の通話機能、そして大容量バッテリーと進化した省エネ機能も備えた。
京セラ製の「URBANO L01」は、auの大人向けブランド“URBANO”の第2弾スマートフォン。前モデルの「URBANO PROGRESSO」から、手になじむラウンドフォルムボディと高級感ある仕上げのカラーリングを継承しつつ、ホーム/メニュー/戻るのハードウェアキーに金属パーツを用いてデザインの上質さを高めた。カラーバリエーションはグリーン、ホワイト、ブルー、ブラックの4色を用意する。
約4.7インチのHD(720×1280ピクセル)液晶ディスプレイには、パネル全体が振動して通話音声を耳に伝える「スマートソニックレシーバー」を採用。レシーバーの位置を気にせず、騒がしい場所でも快適に通話が行える。ユーザーに合わせて通話音質を調整する機能や、相手の声をゆっくり再生して聞き取りやすくする機能、ノイズキャンセル機能なども搭載した。
ボディは防水(IPX5/8)・防塵(IP5X)仕様。OSにはAndroid 4.2を、プロセッサーには1.5GHzデュアルコアのMSM8960を採用した。有効約1300万画素CMOSのメインカメラは、従来モデルからオートフォーカスとシャッタースピードを高速化。さらに一眼レフのように背景をぼかす機能や、夜景を撮影する際に自動でノイズリダクションをかけるなど、多彩な撮影機能を備える。そのほか、ワンセグやおサイフケータイ(FeliCa/NFC)、赤外線通信などに対応する。
バッテリーに2700mAhと大容量のものを採用したほか、バージョンアップした「省電力ナビ」によりバッテリー持ちを向上させた。さらに、優先度が低いアプリのバックグラウンド通信を制御したり、電車や車での移動時に無線LANを自動でオフにしたりできるなど、省エネ性を意識した機能を盛り込んでいる。加えて、付属のACアダプターと卓上ホルダを組み合わせれば、30分で満充電の50%まで充電できる急速充電が利用できる。
初めてスマートフォンを利用するユーザーを意識して、フィーチャーフォンのような使い勝手のホーム画面「エントリーホーム」も用意した。アドレス帳や通話アプリにも、ケータイを意識したデザインが使われている。京セラ独自の「すぐ文字」や「すぐごえ」、シンプルメニューなども引き続き搭載する。行動ログから歩数や消費カロリーを計測するデイリーステップは、気圧センサーを追加して精度を高めたほか、タニタの健康管理アプリ「Health Planet」との連携機能も備え、体重計などの健康機器とのデータ連携も可能になった。
機種名 | URBANO L01 |
---|---|
OS | Android 4.2 |
プロセッサー | MSM8960(1.5GHzデュアルコア) |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約65×134×10.8ミリ(最厚部 11.3ミリ) |
重さ | 約140グラム |
連続通話時間 | 1210分 |
連続待受時間 | LTE:約510時間、3G:約620時間 |
バッテリー容量 | 2700mAh |
メインカメラ | 有効約1300万画素CMOS |
インカメラ | 有効約97万画素CMOS |
メモリ | ROM:16Gバイト、RAM:2Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大64Gバイト) |
ディスプレイ | 約4.7インチHD(720×1280ピクセル)TFT液晶 最大1677万色表示 |
ボディカラー | グリーン、ホワイト、ブルー、ブラック |
主なサービス・機能 | 4G LTE(下り75Mbps/上り25Mbps)、WIN HIGH SPEED(下り9.2Mbps/上り5.5Mbps)、GLOBAL PASSPORT(CDMA/GSM/GPRS/UMTS)、防水/防塵/耐衝撃、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)、Wi-Fiテザリング(10台)、GPS、Bluetooth(4.0)、FeliCa、NFC、赤外線通信、ワンセグ、MHL、DLNA/DTCP-IP、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)、SMS(Cメール)、緊急速報メール、災害用伝言板、災害時音声お届けサービス、卓上ホルダ(急速充電対応) ほか |
発売日 | 6月下旬以降 |
関連記事
- 充実の通知パネル:写真で解説する「DIGNO S KYL21」
「DIGNO S KYL21」は、ディスプレイが5インチ以下のスマートフォンとしては国内最大容量となる2520mAhのバッテリーを搭載。「スマートソニックレシーバー」など従来からの便利機能に加え、端末に話しかけてアプリを起動する新機能を搭載した。 - 4G LTE対応:2520mAhの大容量バッテリーを搭載した長持ちスマホ――「DIGNO S KYL21」
京セラ製の「DIGNO S KYL21」は、auの4G LTEに対応したAndroidスマートフォン。4.7インチと大きめのディスプレイを備えるが、2520mAhの大容量バッテリーによりバッテリー切れを心配せずに利用できる。 - 世界初、タッチパネルがスピーカー:写真で解説する「URBANO PROGRESSO」
使いやすさとスタイリッシュなデザインを兼ね備えた「URBANO」シリーズが、初めてスマートフォンとして登場。ディスプレイが振動して音声を伝えるレシーバーをスマホとして世界で初めて採用したほか、フィーチャーフォンやDIGNOで好評な機能も搭載した。 - +WiMAX対応:防水・防塵対応、上質で使いやすい“大人スマホ”――「URBANO PROGRESSO」
防水・防塵機能を備え、見やすく明るい有機ELディスプレイを採用。はっきり聞こえ、しっかり伝わる通話機能、使いたいアプリに素早くアクセスできるランチャーを搭載し、上質なデザインを施したのが“大人スマホ”の「URBANO PROGRESSO」だ。 - +WiMAX対応:有機EL採用で動画も滑らか表示 機能充実のスリムな防水Android――「DIGNO ISW11K」
au初の京セラ製Androidスマートフォン「DIGNO ISW11K」は、厚さ約8.7ミリとスリムなボディに防水、おサイフ、ワンセグ、赤外線を盛り込んだWiMAX対応端末。ディスプレイは有機ELを採用し、傷が付きにくい強化ガラスで保護している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.