写真で解説する「Xperia Z1 SOL23」:グローバル版との違いは?(1/2 ページ)
ソニーの技術を結集したスマートフォン「Xperia Z1」が、auからも登場する。デザインや機能は基本的にグローバル版と同様だが、au版ならではの要素もあるので、そのあたりを中心に紹介しよう。
9月に海外で発売されて話題を集めていたソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン「Xperia Z1」が、「Xperia Z1 SOL23」としてKDDIからも発売される。外観やソフトウェアの見どころや、グローバル版との違いをチェックした。
Android 4.2、フルHD表示(1080×1920ピクセル)対応の5インチ トリルミナスディスプレイ for mobile、「Gレンズ」搭載の2070万画素CMOSカメラ、3000mAhの大容量バッテリー、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP5X)といった基本スペックはグローバル版と同じだ。au版ならではのポイントは、フルセグ/ワンセグ、FeliCa、赤外線通信、POBox Touch 6.2に対応していること。また、ストレージはグローバル版の16Gバイトから32Gバイトに拡張されている(発売する地域によってストレージの容量は異なるようだ)。
外観やデザインはどうか。2013年夏モデルとして発売した「Xperia UL SOL22」は、「Xperia Z」をベースにau独自の本体色やデザインを採用したが、SOL23の本体色やデザインはグローバルのZ1と同じだ。違いは赤外線ポートやFeliCaマーク、背面のSONYロゴがXPERIAロゴになっていることと、auロゴがあることくらい。正面にSONYロゴしかないのもグローバル版と同じだ(ちなみにドコモ版Z1には、正面に「docomo Xi」のロゴがある)。
サイズは約74(幅)×144(高さ)×8.5(厚さ)ミリ、重さは約171グラム。グローバル版よりSOL23の方が1グラム重いだけでサイズは同じ。フルセグ/ワンセグチューナーや赤外線ポートを備えながら、1ミリ増に抑えたことは特筆に値するだろう。
背面にはガラス、側面にはアルミから削り出したメタルフレームを採用した。イヤフォンジャックはキャップレスとなり、防水性能との両立を果たした(ただしMicro USB端子はキャップあり)。幅74ミリはやや大きいが、側面が斜めにカットされているほか、4隅の角が削がれているので、手に優しく持ちやすい。
SOL23には卓上ホルダが同梱される。接地面にマグネットを用いたことで強く接着できるので、従来のようにスマホを包み込むような大型な卓上ホルダにする必要がなくなった。ホルダの窪みにはアタッチメントが装着されているのも特徴の1つ。より窪みの広いアタッチメントが1つ付属しており、これに交換すると、ケースを装着したXperia Z1もホルダにセットできる。この純正卓上ホルダのアタッチメントに対応しているケースには、認定マークが付いている。
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