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Google、Androidアプリ開発者向けアプリ翻訳サービスを発表
Androidアプリの各国語への翻訳の発注からアプリへの反映までを一元管理できる「App Translation Service」がデベロッパーコンソールから利用できるようになった。
米Googleは11月11日(現地時間)、Androidアプリ開発者向けに、アプリの各国語への翻訳を仲介する「App Translation Service」を開始したと発表した。
App Translation Serviceは「Google Playデベロッパーコンソール」のAPKセクションに新設された。開発者は翻訳したいアプリのAPKをアップロードして翻訳先の言語を指定し、Googleが用意した翻訳会社のリストから発注先を選択する。
1言語当たりの平均的な翻訳コストは小さなアプリで75ドル、大規模なものでも150ドル程度となっている。翻訳会社には見積もりを依頼できる。
翻訳会社とのコミュニケーションもサービス内で行える。翻訳が完了したら、ADT Translation Manager Pluginを使ってファイルをアプリにインポートする。
同サービスのパイロットプログラムに参加した米ゲームメーカーのRV AppStudiosは、「Zombie Ragdoll」を20カ国語に翻訳したところ、インストールされたゲームの80%が非英語版だったという。
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