徹底比較!ZenFone 5+格安SIMセット:SIM通
MVNOの多くが採用したASUSのSIMフリースマホ「ZenFone 5」。各社のプランにはどの様な違いがあるのか、徹底比較してみました。
バランスの良い格安スマホとして評判のASUS ZenFone 5。SIM通でもレビューしましたが、高級感あるデザインと十分なスペックで、「格安スマホ」のイメージを大きく変える一台となっています。MVNO各社もこぞってZenFone 5をセット端末として採用。各社のプランにはどの様な違いがあるのか?徹底比較してみました。
MVNO三つ巴!
まずはMVNO各社が直接販売するセットを比較してみます。各社とも複数の通信プランを用意していますが、ここでは売れ筋と思われる以下のプランで比較を行いました。
- 音声通話・SMS対応
- 月間高速通信容量は2GB(またはそれに近いもの)
ZenPhone 5と格安SIMのセットを独自プランとして提供しているMVNOは楽天モバイル、hi-ho、NifMo(NIFTY)の3社。各社の違いを表にしてみました。※価格は全て税込です。
※1 解約料は利用月に反比例します(例:サービス開始月に解約すると39,592円、23ヶ月目に解約すると1,407円) ※2 1月31日までの申し込みで基本料から216円割引き ※3 12月25日9:59まで ※4 1月12日まで
各社のプランについて見ていきましょう。
楽天モバイル
- ◎本体代金の支払いは一括のみ。楽天ポイントが1500ポイント付与されるので、実質27,012円で購入でき、この3つのプランでは最安値。
- ○高速通信容量は2.1GBと、0.1GB(≒100MB)分だけ他社よりおトク。
- △ストレージ容量が8GBと他社の半分なので、アプリを多く使用される方は注意が必要。
- △色は黒色一色のみ。
hi-ho
- ◎ 16GBモデルが合計27,120円で購入できるので、同じ16GBモデルを扱うNifMoと比較するとかなり割安。楽天モバイルと反対に、本体の支払いは分割のみ。
- ○特典が多く、1月12日までに申し込むとVRボックスという3Dゴーグルがもらえる(実売価格1600円前後)。
- ○△ 最低利用期間(2年間)の間、追加のメールアドレス3つと、それぞれのメールアドレスに対するウイルスチェックサービスが無料で使用できるが、最低利用期間終了後も利用継続したい場合は料金が発生する(メールアドレス1個につき216円、メールウイルスチェック1アカウントにつき324円)点は要注意。
- △ 色は黒色一色のみ。
NifMo
- ◎ 1月31日までに申し込めば通信料が216円値引きされ、セット価格は2,912円となる。@niftyの接続サービスを利用している場合は更に216円減額。
- ◎ 3社の中で唯一、端末を4色から選ぶことができる。
- ○ Wi-Fiスポットサービスが無料で付属するので、BBモバイルポイントが生活圏内にある場合は便利。
- ○「NifMoバリュープログラム」という独自サービスがあり、提携ショップでの買い物やおすすめアプリのダウンロードでけいたい毎月の料金が割引される。
- △ 本体価格は33,600円と最も高価。
IIJmio、OCNもセット販売あり
上記3社のような特別な特典は付きませんが、IIJmioやOCNモバイルONEのSIMカードをセットにした商品もあります。
IIJmio
ZenFone 5のメーカーである、ASUSの直販ページで1月31日までキャンペーンを展開中。本体と(16GB/32GB)とIIJmioの音声通話パック「みおふぉん」の同時購入で、本体が2,160円値引きされます。特に32GBモデルを購入したい方にお勧めです。
OCNモバイルONE
2014年12月1日より「音声対応SIMカード」プランの提供を始めたOCN モバイル ONEは、goo Simseller(楽天店、Yahoo店)にて、一時、在庫切れ状態だったZenFone 5 8GBタイプが復活するとともに、新たに16GBと32GBの発売を開始。また、当初はデータ通信SIM(SMS付含)でのみ提供して いましたが、「OCN モバイル ONE 050 plusセット」と「OCN モバイル ONE 音声対応SIM」の選択も可能となりました。
端末タイプ | 端末+初期費用 |
---|---|
ZenFone 5 8GB | 24,624円 |
ZenFone 5 16GB | 28,944円 |
ZenFone 5 32GB | 32,184円 |
なお、今回紹介したプランの中で、初期費用が最も安いのがこのgoo Simsellerで提供されているZenFone 5の8GBタイプです。
MVNO戦国時代の幕開け
国内でここまで広く扱われたSIMフリー端末はZenFone 5が初ではないでしょうか。同じ端末を扱う以上通信料やサービス面での競争が期待でき、私たちユーザーにとってはうれしい話です。賢く選んで、充実したスマホライフを送りたいですね!
関連記事
- 高いコスパを実現できた秘密とは?――ASUSに聞く「ZenFone 5」日本投入の狙い
ASUSが日本で初めて投入したLTEスマートフォン「ZenFone 5」が大きな話題を集めている。自社のSIMカードとセットで販売するMVNOも多く、2万円台後半という安さも魅力だ。ZenFone 5導入の背景や価格設定の秘密などを、ASUS JAPANに聞いた。 - クリスマスに欲しいSIMフリースマホ
ボーナスやお年玉で買い換えるのにぴったりな、おすすめのSIMフリースマホを厳選しました。長く使えるハイエンドモデルを中心としています。 - 「ZenFone 5」レビュー 第3回――どこまで“使える”? 独自の「ASUS ZenUI」を試す
ASUSのLTE対応SIMロックフリースマートフォン「ZenFone 5」を3回にわたってレビュー。最終回では独自の「ASUS ZenUI」を中心にUI(ユーザーインタフェース)をチェックする。 - 格安スマホの真打ちか?ASUS ZenFone 5 レビュー
コストパフォーマンスが高い格安スマホとして注目を集めているASUSの「ZenFone 5」。その使い勝手を確かめてみました。 - ASUS、ATOK搭載SIMフリースマホ「Zenfone 5」発売
ASUSが、2万円台後半〜3万円台前半で購入できるLTE対応のSIMロックフリースマートフォン「ZenFone 5」を発売。コストパフォーマンスの高いモデルですが、あらためて、特徴をチェックしていきましょう。
関連リンク
Copyright:(C) NTT Resonant Inc. All Rights Reserved.