「Microsoft Band 2」は曲面ガラスディスプレイでCortana対応、249ドル
Microsoftが昨年10月に発表したウェアラブル端末の第2世代モデル「Microsoft Band 2」を発表した。ディスプレイが曲面ガラスになり、気圧計が追加され、最大酸素摂取量の測定も可能になった。Cortanaを搭載するので音声での操作も可能だ。価格は249ドル(約3万円)。
米Microsoftは10月6日(現地時間)、ニューヨークで開催したWindows 10端末発表イベントで、腕時計型ウェアラブル端末「Microsoft Band 2」を発表した。10月30日に249ドル(約3万円)で発売する。日本で発売されるかどうかは不明だ。
2014年10月に発表した「Microsoft Band」の後継モデル。先代(199ドル)より50ドル高くなったが、曲面ガラスのカラーディスプレイを採用し、デザインも機能も向上した。曲面ディスプレイは320×128ピクセルの有機EL。ガラスはGorilla Glass 3だ。先代と同様、タッチ対応。
フィットネス機能として、先代の心拍数、歩数、カロリー消費量、睡眠品質、GPSによる走破ルートのマップ作成、紫外線モニター機能に加え、内側に搭載された気圧計により、高度変化と最大酸素摂取量(VO2MAX)の測定も可能になった。
測定データはBluetooth 4.0で連係したスマートフォン(Windows Phone 8.1以降、iOS、Android)に転送され、「Microsoft Health」やサードパーティー製フィットネスアプリで解析できる。
Windows 10搭載なので、音声対応のアシスタント機能「Cortana」が使える。本体のマイクに向かって声で問い掛けられる。
サポートするサードパーティー製アプリは、Facebook、Twitter、Uber、Starbucks、Runkeeperなど。
バッテリーの持続時間は1回の充電(約1.5時間)で48時間となっている。
関連キーワード
Microsoft | Microsoft Band | Cortana | フィットネス | Microsoft Health | ウェアラブル | Windows 10 | 曲面ディスプレイ | 腕時計型端末
関連記事
- Microsoft、Windows 10 Mobile搭載の「Lumia 950」「Lumia 950 XL」発表
Lumia 950は5.2型、Lumia 950 XLは5.7型の有機ELディスプレイを搭載しており、解像度はいずれもクアッドHD。2000万画素のカメラは4K動画の撮影も可能。LumiaをPCのように利用できるMicrosoft Display Dockもサポートする。 - Microsoft、フィットネスプラットフォーム「Microsoft Health」と端末「Microsoft Band」を発表
MicrosoftがAppleやGoogleに続いて独自のフィットネスプラットフォーム「Microsoft Health」と、対応する腕時計型端末「Microsoft Band」を発表した。端末は199ドルで、Windows Phone、iOS、Android端末と接続して利用できる。 - Microsoftのフィットネス端末「Band」向けiOS/Androidアプリが一足先に登場
Microsoftがホリデーシーズンに投入するとうわさのフィットネス端末は「Microsoft Band」という名称になるようだ。Microsoftが発表前にApp StoreとGoogle Playで関連アプリ「Microsoft Health」を公開した。【UPDATE】同日、Microsoftから正式に発表があった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.