実力は“300Mbpsオーバー” ドコモが「AQUOS ZETA SH-01H」を10月29日発売:ハイスピードIGZO搭載
価格は一括9万3312円(税込、以下同)。2年間の割引を差し引いた実質負担額は、新規契約/機種変更/番号ポータビリティ(MNP)を問わず5万1192円。
NTTドコモは、下り最大300Mbpsに対応したシャープ製スマートフォン「AQUOS ZETA SH-01H」を10月29日に発売する。直販サイト「docomo Online Shop」の販売価格は一括9万3312円(税込、以下同)。2年間の割引を差し引いた実質負担額は、新規契約/機種変更/番号ポータビリティ(MNP)を問わず5万1192円。
SH-01Hは、従来モデルの2倍(120Hz)で駆動する5.3型フルHD(1080×1920ピクセル)表示のハイスピードIGZOを搭載したモデル。ハイスピードIGZO液晶は残像感が少なく、特に映像コンテンツを表示した際の見やすさを改善したという。
通信速度と液晶の描画速度だけでなく、高速オートフォーカスと120fpsのハイスピード動画に対応したカメラ、触れるだけで素早くロックを解除できる指紋センサーと画面を点灯できるグリップマジックなど、さまざまな操作をスピーディーに行えるハイスペックモデルとして開発された。
SH-01Hの発売に合わせてドコモは、下り最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」(LTE-Advanced)を提供する。29日時点の300Mbps対応エリアは全国44都道府県380都市で、詳細はサービス開始後にドコモのWebサイト上で確認できる。
さらに、ドコモラウンジ(東京・有楽町)、ドコモスマートフォンラウンジ名古屋(名古屋市・栄)、ドコモショップグランフロント大阪店(大阪市・北区)の3カ所では、下り最大337.5MbpsのPREMIUM 4Gを開始。店内限定ではあるが、SH-01Hならより高速な通信サービスが体験できる。使われる周波数帯域とそれぞれの通信速度は、2GHz帯:下り最大150Mbps、1.5GHz帯:下り最大112.5Mbps、800MHz帯:下り最大75Mbps。
ドコモ広報部によると、SH-01H自体は下り最大375MbpsまでのLTE-Advanced通信に対応しているという。ただしネットワーク側が対応していないため、現在の最大通信速度は300Mbpsになる(上記のドコモ3店舗を除く)。
機種名 | AQUOS ZETA SH-01H |
---|---|
メーカー | シャープ |
OS | Android 5.1 |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8992/1.8GHz+1.4GHz 6コア |
メインメモリ | 3Gバイト |
ストレージ | 32Gバイト |
外部メモリ | microSDXC(最大200Gバイト) |
ディスプレイ | 約5.3型フルHD IGZO液晶 |
解像度 | 1080×1920ピクセル |
連続通話時間 | LTE:約1300分、3G:約840分、GSM:約850分 |
連続待受時間 | LTE:約490時間、3G:約550時間、GSM:約430時間 |
バッテリー容量 | 3100mAh(取り外し不可) |
メインカメラ | 有効約1310万画素CMOS |
インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
ボディカラー | Blue、Black、Magenta |
サイズ | 約74(幅)×139(高さ)×7.9(奥行き)ミリ |
重量 | 約151グラム |
関連記事
- スマートフォンAQUOSは「人に寄り添うパートナー」へ――シャープの新ビジョン
シャープのブランドは顔が見えにくくなっている――。こうした事態を改善すべく、同社は「人に寄り添うパートナー」になるよう、スマートフォンのブランディングを変えていく。そのカギを握るものとは? - ハイスピードIGZOと高速オートフォーカスで大きく進化――写真で解説する「AQUOS ZETA SH-01H」
シャープの「AQUOS ZETA SH-01H」は、300Mbpsの高速通信「PREMIUM 4G」対応のAndroidスマホ。進化を重ねたIGZOディスプレイに加え、カメラ機能やエモパーなどの同社ならではの機能を強化している。 - 「プレミアムからカジュアル、タフネスまで」ドコモ冬春モデルの狙い “Marshmallow”対応も迅速に
ドコモが冬春モデル発表会を開催し、加藤社長が「4Kスマホ」を始めとする新端末や「PREMIUM 4G」の高速データ通信をアピール。ラインアップの狙いを説明した。 - 下り最大300Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応した「AQUOS ZETA SH-01H」
リフレッシュレートが120Hzの「ハイスピードIGZO」を採用。エモパーは音と光のエフェクトが追加され、ますます生きているような演出が楽しめる。 - ドコモ、2015-16冬春モデル発表 「Z5」3機種や「Nexus 5X」、下り最大300Mbps対応スマホなど13機種【画像追加】
Androidスマートフォン10機種、Androidタブレット1機種、iモードケータイ1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種を発表。10月7日から順次発売する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.