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「Nexus 6P」をiFixitが解剖──指紋センサーは四角、修理しにくい構造
日本ではソフトバンクが11月に発売するGoogleの「Nexus 6P」をiFixitが分解した。Nexus 5Xと同じソニー製カメラやQualcommのQuick Charge 2.0対応チップを搭載するが、指紋認証センサーはNexus 5と異なる四角いものであることが判明。修理しにくさは10点満点で2点だった。
米iFixitは10月29日(現地時間)、日本ではソフトバンクが独占販売する中国Huawei製のGoogle自社ブランドAndroid端末「Nexus 6P」の分解リポートを公開した。
Nexus 6Pと同時に発表された韓国LG Eletronics製「Nexus 5X」の分解では、「修理しやすさ」を10点満点で7点としたiFixitだが、Nexus 6Pは2点と厳しい評価だった。ユニボディ設計で粘着剤を多用しているため、カメラのカバーガラスなどを損傷せずにケースを開くことが難しいという。
この分解で、指紋認証用のセンサーがNexus 5Xのものと異なり、四角い形状であることが分かった(メーカーは不明)。
背面カメラにはNexus 5Xと同じソニーのIMX377を採用。Nexus 5Xと同様に、米QualcommのQuick Charge 2.0をサポートするチップを搭載する。RAMは米Micron Technology製、32Gバイトのストレージ(eMMC 5.0フラッシュメモリ)は韓国Samsung Electronics製であることが判明した。
iFixitによる豊富な写真付き詳しい解剖リポートはこちら。
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