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Lenovo傘下のMotorola、ブランドの継続を約束
Lenovo傘下のMotorola Mobilityが、「Moto」ブランドの端末開発を終了するといううわさを否定し、MotoとVibe(Lenovoのスマートフォンブランド)の両方のブランドの端末を今後も開発していくと公式ブログで説明した。
「Motorolaの企業ブランドもMoto Gの開発も継続します」──。中国Lenovo傘下のMotorola Mobilityは1月12日(現地時間)、公式ブログでそう語った。
これは、1月10日付の中国メディアSina(新浪科技)の記事に基いて、米国の複数のメディア「LenovoがMotorolaのベストセラー端末Moto Gの開発を終了する」と報じたことを受けたもの。
「Motorolaは、Lenovo傘下の独立子会社として、Mobile Business Groupのすべてのスマートフォンおよびウェアラブルの設計・製造のエンジンとしての役割を担っていく。今後はMotoブランドと(Lenovoの廉価版スマートフォンブランドである)Vibeブランドのマーケティングにフォーカスしていくが、Motorolaブランドを捨てるわけではなく、パッケージなどには表示していく」という。
コウモリの羽のようなMotorolaの伝統的なロゴは今後も「Moto」ブランドのロゴとして大きな役割を果たしていくとしている。
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