ファーウェイ、国内初のカスタマーサービスセンターを東京・銀座にオープン
ファーウェイ・ジャパンが国内初のカスタマーサービスセンターを東京・銀座にオープンした。「Nexus 6P」を含む同社製SIMフリー端末の持ち込み修理などに対応する。
ファーウェイ・ジャパンは4月5日、国内では初となる「ファーウェイ カスタマーサービスセンター」を東京・銀座の銀座ファイブ内にオープンした。
カスタマーサービスセンターでは、ファーウェイが国内で販売しているSIMロックフリーのスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーター、スマートウォッチの修理などを受け付ける。同社製品の展示スペースも設けられており、来店者は自由に製品を試したり充電サービスを受けられるが、端末の販売は行わない。なお関連アクセサリーは販売している。
ファーウェイ・ジャパン デバイス・プレジデントのゴ・ハ(呉波)氏は、Huaweiが携帯電話の世界シェア第3位であること、日本のSIMロックフリー市場でも順調に実績を伸ばしていることをアピールし、「日本でも堅実にステップバイステップで取り組んでいきたい」と意気込みを語った。
また、「スマホのデザインや品質を向上させて、日本に浸透しなくてはいけない。広告で一時的に話題になることは可能だが、製品の品質が伴わないのであれば意味がない。最終的にはエンドユーザーにしっかり認めてもらうことが、長期的な生き残りに大きく影響する」と語り、ユーザーが実際に製品を体験できるカスタマーサービスセンターの重要性を指摘した。
端末統括本部 サービス統括部統括部長のショウ・ジン(肖晋)氏によると、ファーウェイブランドのカスタマーサービスセンターはグローバルで350箇所以上展開しているという。日本においては、オンラインでは電話やメールによるサポートに加え、LINEチャットサポート、PCやスマホでのチャットサポートを順次提供してきた。
オンライン以外では、往復送料無料の宅配修理に加え、2015年に引き取り修理サービスを導入。さらに、カスタマーサービスセンターのオープンと同時に、同センターへの持ち込みによる修理サービスの提供を始め、「オンライン、オフラインの両方で迅速なサポートを提供する」とした。
カスタマーセンターに端末を持ち込んだ場合は、その場で修理可能なものについては1時間程度で修理する。スマホのディスプレイ割れもここで対応するという。修理の受付のみ行い、後日、送料無料で自宅まで修理完了品を送ってもらうことも可能だ。また、遠方の場合は往復送料無料の宅配サービスも受け付ける。有償修理の場合は、現金以外にクレジットカードによる支払いも可能だ。
センターは、修理受付エリア、休憩エリア、充電などができるセルフサービスエリア、アクセサリー販売エリアなどがあり、修理用の部品倉庫も備えている。来店者はファーウェイ製品に触れたり、アプリのインストールやソフトウェアアップデートなどのサポートも受けられる。
関連記事
- ファーウェイ、銀座にカスタマーサービスセンターをオープン
ファーウェイ・ジャパンは、日本初となる「ファーウェイ カスタマーサービスセンター」を4月5日に銀座へオープン。ファーウェイ製品を自由に試せる展示スペースも設ける。 - ケイ・オプティコム、Huaweiの「MediaPad T1K 10.0 LTE」を4月1日に発売
ファーウェイ・ジャパンは、ケイ・オプティコムへ薄型タブレット「MediaPad T1K 10.0 LTE」を提供。4月1日に「eoスマートリンク」で発売する。 - 「MediaPad M2 8.0」5000円引きのチャンスも――ファーウェイが表参道でタッチ&トライイベントを開催
ファーウェイ・ジャパンが、「HUAWEI GR5」と「MediaPad M2 8.0」を試せるベントを表参道の「Antenna<>WIRED CAFE」にて開催している。自撮りをするとカフェの100円割引クーポンが手に入るほか、M2が5000円引きになるチャンスも。 - ファーウェイ、LINEチャットサポートを開始
ファーウェイ・ジャパンは、公式LINEアカウントで製品のスペックや使用に関する問い合わせ、修理の相談などを受け付ける「LINEチャットサポート」を開始した。 - HuaweiがPC市場に参入する狙い/SIMフリー市場で生き残るための秘策
MWCではWindows 10を搭載したタブレット「HUAWEI MateBook」を発表したHuawei。同社がPC市場に参入する狙いは? 日本のSIMフリー市場で生き残るための策とは? ファーウェイ・ジャパンのデバイス事業トップの呉波氏に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.