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「楽天ペイ」が主要電子マネー14ブランドの決済に対応 2017年夏から
「楽天ペイ」の実店舗決済サービスにおいて、2017年夏から主要な電子マネー14ブランドの決済に対応する。これに伴い、非接触決済に対応するリーダライタの提供も開始する
楽天は2月7日、同社の決済サービス「楽天ペイ(実店舗決済)」において、2017年夏をめどに主要な電子マネー14ブランドの決済に対応することを発表した。
対応予定の電子マネーは以下の通り。
- 楽天Edy(Android Payを含む)
- 交通系電子マネー(Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)
- nanaco
- WAON(2018年サービス開始予定)
- QUICPay+(※)
- iD
※「QUICPay+」は、2万円超のクレジット決済とデビットカード・プリペイドカード決済に対応した「QUICPay」の上位規格
また、将来的にはNFC決済サービス「Visa payWave」「Mastercard コンタクトレス(旧・MasterCard PayPass)」「J/Speedy」にも対応し、国内はもちろん訪日外国人旅行客の決済ニーズにも応えられるようする予定だ。
電子マネー対応に伴い、楽天は楽天ペイ(実店舗決済)用の新型リーダライタ(R/W)「Rakuten Card & NFC Reader Elan」を1万8800円(税込)で3月6日から販売する予定だ。このR/Wは、クレジットカード(磁気・接触式ICチップ)と非接触電子マネー(NFC・FeliCa)の決済機能を搭載している。既存加盟店や電子マネー決済のみ導入したい加盟店には、NFC・Felica R/W「Rakuten NFC Reader Piu」を4980円(税込)で2017年夏から販売する予定だ。
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