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懐かしのフィーチャーフォン「Nokia 3310」、パワーアップして復活Mobile World Congress 2017

Nokiaが2000年に発売したフィーチャーフォン「Nokia 3310」の新モデルをHMD Globalが発表した。OSは「Nokia Series 30+」で、セルフィーカメラもタッチディスプレイもなく、LTEもサポートしないが、オリジナルよりカラフルな4色ラインアップで49ユーロ(約5800円)と安価だ。

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 フィンランドNokiaの元CEOらが設立した携帯ベンチャーHMD Globalは2月26日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催のWMC 2017で、2000年に発売して人気を博したフィーチャーフォン「Nokia 3310」の新モデルを発表した。価格は49ユーロ(約5800円)。発売時期は第2四半期(4〜6月)に発表の見込みだ。

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新しいNokia 3310
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オリジナルのNokia 3310

 HMD Globalは、台湾の鴻海精密工業グループとともに米MicrosoftからNokiaブランドのフィーチャーフォン事業を買収した。端末製造は鴻海グループのFIH Mobileが製造する。

 新Nokia 3310はオリジナルよりも薄く、軽く、高機能だが機能は「フィーチャーフォン」に留まる。オリジナルと同じ着信音も再現された。ディスプレイは2.4インチ(320×240ピクセル)のカラー液晶で、背面カメラは200万画素。OSはNokiaのSeries 30+となっている。専用ページ(中国語)の仕様リストにはプロセッサについては表示されていない。メモリは200MBで、32GBまで拡張可能なmicroSDスロットを備える。バッテリーは200mAhで、持続時間は通話だけであれば22.1時間。ネットワークはGSM 900/1800をサポートする。サイズは115.6×51×12.8ミリで、色は赤、ダークブルー、黄、グレイの4色だ。


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