「SPAJAM2017」大阪予選が開催 電車内でエクササイズできるアプリが最優秀賞
4月23日〜24日にかけて「スマートフォンアプリジャム2017」大阪会場での予選が開催された。「電車」というテーマでアプリ開発を行い、最優秀賞は電車内でこっそりとエクササイズするアプリ「電車でEx〜アイツは車内でエクササイズ〜」となった。
一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)とスマートフォンアプリジャム2017実行委員会は、4月23日〜24日にかけて「スマートフォンアプリジャム2017(SPAJAM2017)」大阪会場の予選を行った。
計12チーム(55人)が「電車」をテーマにアプリを開発し、最優秀賞にはチーム「MMS」のアプリ「電車でEx〜アイツは車内でエクササイズ〜」が選ばれた。本アプリは電車内でこっそりとエクササイズするというもので、プレイヤーは電車の中で片足で立ち、端末を持った状態でどれだけ揺れていないかスコアを競うことができる。
スマートフォンでプレイヤーの揺れを検知するため、ユーザーはなるべく揺れないように筋力やバランス感覚を使って体制を制御する必要がある。電車の揺れをセンサーでリアルタイムに取得することでアプリの難易度が変動し、揺れはユーザーが視覚的に理解できるよう3Dを使ってを表現。電車内で運動したいという潜在的なユーザーの要望に答えた点、またUI/UXの完成度の高さが高い評価を得た。
優秀賞には「でん&つー」「アプリNavi」「LABOL 」の3チームが選出。本選には最優秀賞に加え、優秀賞のチームからも最大3チームが出場する。今後順次行われる札幌(4月24日締め切り)、仙台、東京A、東京B、東京C、東京D、名古屋、福岡の各予選では参加チームを募集中だ。
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