手書きメモを即スマホに同期 メモの整理やアイデア出しがはかどる「Neo smartpen N2」:モバイルdeワークスタイル変革(1/4 ページ)
ワークスタイル変革に役立つスマートフォン向け周辺機器、サービス、アプリなどを紹介する連載がスタート。今回はデジタルペン「Neo smartpen N2」を紹介。専用のノートに書いたメモが、スマホのアプリに自動で同期されるのが特徴です。
今やスマートフォンは、仕事と切っても切り離せない関係になるほどに普及しました。そこで、仕事の生産性を上げるために、スマートフォンをどのように活用すればいいか? という視点に立って、ワークスタイル変革に役立つスマートフォン向け周辺機器、サービス、アプリなどを紹介していきます。今回取り上げるのは、NeoLABの「Neo smartpen N2」です。
メモはできるだけデジタル化したい!
この時代、仕事上できることならしておきたいもの、それはメモのデジタル化です。メモがデジタル化されたら何が便利かなんて今さら説明するまでもないですが、強いて挙げれば3点あります。
それは、
- 大事なメモの紛失に備えたバックアップができること
- 共有しやすくなること
- さまざまなデジタルデバイスで活用できるようになること(いつでもどんな場所でも見られること)
です。もしどこかのタイミングでテキスト化できたら最高! 手書きしたものでも検索できるようになるので、活用しやすくなるからです。
ゆえに、ノートPCを開けるところでは、最近は発表会でも何でもキーボードでメモを取るようにしているこの頃。手書きよりも書き取れる情報量が増えるし、PCをオンラインにしておけば即スマートフォンに同期して見られるため、見返しやすいので気に入っています。
しかし、メモが手書きになることもあります。立ったまま高速フリック入力でメモを取る若者もいる時代ですが、残念ながら自分にはできません。手書きメモはキーボードと違って書ける文字の量はたかが知れていますし、あとから読めなかったなんてことも起こりやすい。そのため、ICレコーダーも併用することも多々あります。しかし、ご想像の通り、どの録音がどのメモに相当するか分からなくなって困るというのがいつものパターン。特に発表会や展示会の会場では起こりがちで困っておりました。
書いたものがどんどんデジタル化されて、すぐスマートフォンに取り込めて、しかも録音できて、書いた文字タップしたら録音の頭出しができたらすごくいいよな〜、と思っていたら、なんと! すでにそういう製品が存在したのです。前置きが長くなりましたが、それが今回ご紹介する「Neo smartpen N2」です。製品をお借りできたので、その使用感についてご紹介いたしましょう。
Neo smartpen N2とは
Neo smartpen N2が、11.8mmの厚さのアルミニウムと、ステンレススチールで作られた22gという軽量ボディーに、D1タイプのボールペンを備えたスマートペンです。普通のボールペンのように使えるようデザインされているのが特徴で、本体はグリップしやすいよう三角形をしています。3.7VのLi-Polymerバッテリーを内蔵しており、Micro USB端子からのフル充電で待機時間125日、約5時間の連続筆記ができます。
価格はAmazon.co.jpで1万5800円です(税込、2017年7月24日時点)。
筆記には専用の微細なコードが印刷されたノートを使いますが、専用のボードなどは不要。本体に内蔵されたカメラで1秒当り120フレーム以上を撮影し、座標値と256段階もの筆圧を計算し、Bluetoothでスマートフォンの専用アプリ「Neo Notes」と同期します。アプリはiOS、Android端末用があります。
専用のノートが既に多数用意されているのも特徴です。携帯しやすいメモパッドタイプが2種、日付書き込み式の手帳・ダイアリー、リングノート、アイデアパッド、プレーンノート、カレッジノート、リングノートのほか、モレスキンとコラボしたプロフェッショナルノートもある。これで公私ともにカバーできるラインアップといえるでしょう。
関連キーワード
メモ帳 | 手書き | Adobe Creative Cloud | クラウドサービス | Googleドライブ | ワークスタイル | Adobe Systems(アドビシステムズ) | MOLESKINE | Evernote | OneNote
関連記事
- iPhoneで手書きメッセージを送る方法
- iOS向けノートアプリ「7notes SP」登場、9月8日まで980円を無料に
Metamojiが9月5日、「7notes SP」の提供を開始した。手書き入力が可能なiOS向けデジタルノートアプリの最新版。iPadの「Split View」やApple Pencilに対応。iPadとiPhoneの両方で利用できる。 - ワコム、手書きデジタルノートパッド「Bamboo Folio」「同 Slate」を発表
ワコムは、手書きした文書をデータ化できる“スマートパッド”製品2モデル「Bamboo Folio」「同 Slate」の発表を行った。 - iPhone版「Microsoft Office」アプリに手描き機能追加
MicrosoftがiPhone版のWord、Excel、PowerPointアプリをバージョン1.24にアップデートした。このアップデートで、手描き機能をサポートした。Android版でも7月に同じ機能が追加されている。 - MetaMoJi、“現場”向け手書きノートアプリ「GEMBA Note」の販売開始 7月中旬まで半額
MetaMoJiは、多機能と操作性を両立させた手書きのデジタルノートアプリ 「GEMBA Note」を発売した。販売開始を記念し、7月中旬まで半額キャンペーンを行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.