Nokiaブランドのハイエンド端末「Nokia 8」登場 Snapdragon 835搭載、2画面撮影可能
Nokiaブランドを保有するHMD Globalが、Snapdragon 835搭載でアルミユニボディのハイエンドAndroid端末「Nokia 8」を発表した。9月に欧州で発売する。ZEISSの背面/前面カメラで同時に撮影した画像/動画を2分割画面で録画できる。
Nokiaブランドを保有するフィンランドHMD Globalは8月16日(現地時間)、ハイエンドAndroid端末「Nokia 8」を発表した。欧州などで9月に発売する。平均小売り価格は599ユーロ(約7万8000円)から。
プロセッサは米Qualcommの「Snapdragon 835」、ディスプレイは5.2型(解像度:2560×1440)で本体サイズは73.7(幅)×151.5(高さ)×7.9(奥行き)mm、重さは約160g。本体はアルミユニボディーだ。独Carl Zeiss傘下の光学技術企業ZEISSとの提携によって開発した、ZEISS製レンズのカメラと撮影技術を搭載する。背面カメラは1300万画素のデュアル、前面カメラも1300万画素で、後述の“Bothie”撮影が可能だ。
メモリは4GB、ストレージは64/128GBの2モデルで、microSDスロットを備える。充電ポートはType-Cで、ヘッドフォンジャックもある。バッテリーは3090mAh。色はPolished Blue、Tempered Blue、Steel、Polished Copperの4種類だ。
機能面での最大の特徴は、背面と前面のカメラでの撮影を2分割画面で同時に配信できる機能。自分撮りの「Selfie」ではなく、自分と自分が見ている景色の両方(both)を撮影することから、HMDは「Bothie」と名付けた。
撮影したBothie写真や動画はGoogleフォトに保存できる他、Facebookのライブ動画やYouTubeなどにも投稿できる。
3つのマイクで録音したサウンドはNokiaの「OZO Audio」技術で360度サラウンドに加工できる。
関連キーワード
Nokia(ノキア) | カメラ | 金属ボディ | Snapdragon 835 | アルミニウム | HMD Global | ユニボディ | Carl Zeiss(カールツァイス) | デュアルカメラ | USB Type-C
関連記事
- カールツァイスレンズ搭載Nokiaスマートフォン、復活へ
Nokiaブランドを保有するHMD Globalと独光学技術企業ZEISSが複数年の独占的提携を結んだ。Nokiaブランドのスマートフォンに、カールツァイスのレンズが戻ってくる。 - NokiaスマホがAndroid+ZEISSカメラで本格復活する?
Microsoftのモバイル戦略に翻弄されたこともありましたが、Nokiaブランドのスマートフォンは元気を取り戻しつつあるようです。 - 懐かしのフィーチャーフォン「Nokia 3310」、パワーアップして復活
Nokiaが2000年に発売したフィーチャーフォン「Nokia 3310」の新モデルをHMD Globalが発表した。OSは「Nokia Series 30+」で、セルフィーカメラもタッチディスプレイもなく、LTEもサポートしないが、オリジナルよりカラフルな4色ラインアップで49ユーロ(約5800円)と安価だ。 - Nokiaブランドのスマートフォンが「Nokia 6」として復活 中国で発売へ
Nokiaの元CEOが立ち上げた新興企業HMD Globalが、NokiaブランドのAndroidスマートフォン「Nokia 6」を中国で発売すると発表した。価格は約2万8500円。アルミ筐体で、背面にNokiaのロゴが刻まれている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.