連載
バウリンガルにも対応! ボーダフォンのハイエンドPDCケータイ「V601SH」(懐かしのケータイ)
J-PHONE(ジェイフォン)からVodafone(ボーダフォン)への社名変更・ブランド変更後、初めて登場したシャープ製ハイエンドPDCケータイが「V601SH」です。オートフォーカス対応のカメラを搭載し、別売のSDメモリーカードを購入すると「バウリンガル」にもなりました。
ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォン(現・ソフトバンク)のシャープ製ケータイ「Vodafone V601SH」です。
当時、「J-PHONE(ジェイフォン)」から「Vodafone(ボーダフォン)」への社名・ブランド変更が行われた時期と合致します。そのことに伴い、携帯電話の型番の付与ルールも変更されました(参考記事)。V601SHはこのルールに従うと「シャープ製のパケット通信対応のハイエンドPDC(2G)の初号機」ということになります。
202万画素のオートフォーカス(AF)対応CCDカメラを搭載し、最大20倍のデジタルズーム撮影に対応していました。撮影した写真は、外部映像出力を使ってテレビに投影して楽しむこともできました。
V601SHには犬の話す“言葉”を分析できる「バウリンガル」アプリがプリインストールされていました。ただし、バウリンガルを使うにはオプションの専用SDメモリーカード(書き換えできないROM)を別途購入する必要がありました。
メール機能では、圏外の時に作成したメールを圏内に入ると自動送信する「送信予約メール機能」や、特定のメンバーとのやり取りを見ることができる「チャットフォルダー」を搭載していました。
「Vodafone V601SH」の主な仕様
- 発売日:2003年12月5日から順次(地域・色ごと)
- キャリア:ボーダフォン
- メーカー:シャープ
- サイズ:約49(幅)×99(高さ)×25(奥行き)mm
- 重量:約117g
- メインディスプレイ:2.4型QVGA(240×320ピクセル)CG Silicon液晶/26万色
- サブディスプレイ:1.2型GFカラー液晶/6万5536色
- アウトカメラ:有効約202万画素CCD(AF対応)
- ボディーカラー:ブレイズレッド、ラスターシルバー、ブリリアントブルー
関連記事
- 「J」から「V」へ〜端末の型番ルールを変えるJ-フォン
- Vodafoneへの道〜J-フォンロードマップ
- オートフォーカス202万画素のバウリンガルケータイ「V601SH」
- 「V601SH」の進化のポイント
- 携帯で「バウリンガル」 ボーダフォンが新サービス
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.