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AIチップ搭載でさらに賢く Huawei「Mate 10」「Mate 10 Pro」はココが変わった(2/2 ページ)
Huaweiが新型スマートフォン「Mate 10」と「Mate 10 Pro」を発表した。従来の「P10」や「Mate 9」から何が変わったのか? 発表会の現地レポートをお届けする。
「PC Mode」も搭載、360度カメラも登場
生産性を向上させる機能として、ケーブル1本で外部モニターに接続して画面を出力できる「PC Mode」も搭載した。キーボードやマウスはBluetoothやOTGのハブ経由で接続して利用できる。ドッキングステーションは不要で、Type-CからHDMIへの変換ケーブルがあれば即座に画面出力が可能だ。
接続中はMate 10の画面をマウスパッドやソフトキーとして使えるほか、Mate 10側の表示をそのままに、モニター側と2画面を別々に使うこともできる。大きい画面でビジネスユースにも適したMate 10が、プレゼンテーションなどを行う時にPC代わりとして利用できるわけだ。
そしてVR関連の製品として、USB Type-Cに直接接続できる360度カメラも発表された。Mate 10を使い手軽に360度の静止画や動画を撮影できる。詳細なスペックは不明だが、Mate 10をエンターテインメント用途として使えるようになる。
Mate 10 Proが日本で年内発売か
発表会では3製品のうち、Mate 10 Proの日本発売が明言された。業界最高速のCPUと大型画面を搭載したフラグシップモデルだけに、日本市場への投入時期が今から気になるところだ。※編集部注:ファーウェイ・ジャパン デバイスプレジデントの呉波(ゴハ)氏は、「honor 9」の発表会で、Mate 10を年内に日本に導入したいと話していたので、年内の発売が期待できそうだ。
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