フルMVNOって何が違う?/Snapdragon 845登場:Mobile Weekly Top10
大手キャリア(MNO)から無線ネットワークを借りてモバイル通信事業を展開するMVNO。昨今、無線ネットワーク以外は自前の設備を用意する「フルMVNO」に注目が集まっています。従来型のMVNOと比べてどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2017年12月4日〜2017年12月10日
- 「フルMVNO」と「ライトMVNO」の違い
- ドコモが「セーフWi-Fi」を提供 危険なWi-Fiスポットでの情報漏えい防止に
- 総合ランキング、再び「iPhone X」がトップに立つ
- 「iPhone X」の“切り欠き”を隠す壁紙を作ってみた
- 「月額700円でも元が取れる」 IIJmioでコンテンツ取り放題サービスを導入した理由
- 「Windows on Snapdragon」正式ローンチ、ASUSとHPが対応製品を発表 Snapdragon 845も披露
- Google、ローエンド端末向けOS「Android Oreo(Go edition)」発表
- 中国Gioneeの新スマホ8機種 全モデルのディスプレイが18:9の理由
- ASUSに聞く「ZenFone 4」シリーズの手応え 今後は“限定モデル”も増やす
- なぜいま“中古ガラケー専門店”なのか 携帯市場に聞く
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2017年11月27日から12月3日までのアクセスランキングを集計しました。
1位の「『フルMVNO』と『ライトMVNO』の違い」は、MVNO(仮想移動体通信事業者)の類型と、その中でも無線アクセス以外は自前の設備を利用する「フルMVNO」について解説した記事です。
日本のMVNOの大半は、認証やコアネットワークに関する設備をMNO(大手キャリア)に依存する「ライトMVNO」で、この記事で紹介されているフルMVNOは、インターネットイニシアティブ(IIJ)が2018年のサービス開始を目標に準備を進めているほか、日本通信もその実現に取り組んでいます。
フルMVNO化は独自のSIMカード発行、国際ローミングサービスの充実といったメリットがある反面、設備への投資とその維持費が大きな負担になるというデメリットもあります。
まずはB2B(ビジネス向け)サービスや海外旅行者向けのデータSIMから始まる見通しの日本のフルMVNOサービスですが、今後どう広がっていくのか注目です。
ランキング6位の「『Windows on Snapdragon』正式ローンチ、ASUSとHPが対応製品を発表 Snapdragon 845も披露」は、登場が5月末に予告されていたSnapdragon 835搭載Windows 10 PCの正式なお披露目と、Snapdragon 835の実質的な後継チップセットとなる「Snapdragon 845」の発表を伝えています。
Snapdragon 845はXR(VR、AR、MRの総称)対応の強化、AI処理の高速化、5波キャリアアグリゲーション(CA)への対応が主な進化点。チップ自体はすでに出荷を開始しており、中国Xiaomiがいち早く搭載スマホの投入を表明しています。
2018年1月に行われる「CES 2018」や同2月の「Mobile World Congress 2018」では、Snapdragon 845を搭載するスマホがいくつかお披露目されるかもしれません。日本でも2018年夏モデルからSnapdragon 845搭載スマホが出てくることになるでしょう。
スマホの進化はどこまで続くのか、楽しみですね。
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