ニュース
ドコモ、外国人旅行者向けプリペイドSIMに「リワード式無料プラン」登場 順次提供開始
NTTドコモは、訪日外国人旅行客向けのプリペイドSIMカード「Japan Welcome SIM」のリワード式無料プラン「Plan 0」を予定より約2カ月遅れで提供開始した。有料プランも名称変更と新プラン追加が行われる。
NTTドコモは12月26日、訪日外国人旅行客向けプリペイドSIMカード「Japan Welcome SIM」のリワード式無料プラン「Plan 0(プランゼロ)」の提供を開始した。北海道・新潟エリアを皮切りに、順次提供地域を拡大していく予定だ。
(記事中の価格は全て税別)
このプランは訪日前に広告閲覧、アンケート回答やアプリダウンロードといったタスクをこなすと、100MBの高速データ通信容量を持つSIMカードをリワードとして無料でもらえる。有効期間はアクティベートから15日。
高速データ容量が足りなくなった場合は、クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB/American Express)で購入するか、タスクをこなして無料で入手できる。
有料プランは名称変更 新プランも登場
Plan 0の提供開始に合わせて、既存の有料プランは以下の通り名称が変更される。
- 1000円プラン(高速通信容量なし):「プラン1000」→「Plan S」
- 1700円プラン(高速通信容量600MB):「プラン1700」→「Plan M」
また、新プランとして高速通信容量を1.2GBとした「Plan L」も追加される。Plan LのSIMカードの代金は2200円(基本料金1000円+通信料金1200円)。追加容量チャージのメニューにも「1.2GB」(1200円/回)が登場する。
関連記事
- ドコモが「マルチプロファイルSIM」を開発 eSIMとの違いは?
NTTドコモは1枚のSIMに複数のプロファイルを格納し、渡航国や地域に応じて切り替えできる「マルチプロファイルSIM」を開発。12月1日からタイとベトナムで実証実験を行う。 - ドコモが訪日外国人旅行客向けプリペイドSIMを発売 リワード式の無料プランも用意
NTTドコモが、訪日外国人旅行客向けのプリペイドSIMカードを7月に発売する。利用期間は15日間で、広告動画の視聴やアンケート回答などを条件とする“完全無料プラン”や高速通信容量のチャージサービスも用意する。 - IIJ、「フルMVNO」サービスを2018年春に提供 訪日外国人向け・ローミング用SIMなど
IIJが「フルMVNO」の現状について説明。フルMVNOの準備はスケジュール通り進んでおり、2018年3月までに、法人向けや訪日外国人向けのサービスも提供する。ローミング用SIMの提供も予定している。 - ソフトバンク、訪日旅行客向けプリペイドSIMを発売 「富士山」と「キティ」の2デザインを用意
ソフトバンクが、訪日旅行客向けのプリペイドSIMカードを発売する。1枚で通常・Micro・Nanoの3サイズに対応できるマルチサイズSIMで、日本らしさを楽しめる「富士山」「ハローキティ」の2種類のデザインを用意する。 - 楽天モバイル、1GB/2980円からのプリペイドSIM発売
料金は1GB/2980円、2GB/3980円。追加チャージは500MB/1500円から。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.