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ソフトバンク、クレジットカードや電子マネー対応のマルチ決済端末を提供
ソフトバンク・ペイメント・サービスはクレジットカード、銀聯カード、電子マネーに一括対応する店舗向けマルチ決済端末「VEGA3000」の提供を開始。キャッシュレス化に向けた動きや訪日観光客など、さまざまな決済ニーズに対応することができるようになる。
ソフトバンク・ペイメント・サービスは、11月12日にマルチ決済端末「VEGA3000」の提供を開始した。
本製品は主要クレジットカードの6ブランドに加え、中国最大級のクレジットカード「銀聯カード(UnionPay)」、SuicaやPASMOなど交通系ICをはじめとした電子マネーに対応。レシートプリンタが内蔵されているため決済からレシート印字まで1台で完結し、複雑になりがちな店舗のレジ周りをまとめることができる。高度な安全対策を備えたICチップ搭載クレジットカードにも対応し、キャッシュレス化に向けた動きや訪日観光客など、さまざまな決済ニーズに対応可能だとしている。
初期費用は5000円から、月額費用は1500円から、トランザクション費用は5円。決済手数料はクレジットカード決済が3.24%から、電子マネー決済が2.90%からで、クレジットカードの支払回数は1回払い・2回払い・分割払い・リボ払い・ボーナス一括払いに対応する(銀聯カード、電子マネーは1回払い)。
提供開始に伴い、長崎・伊王島のエンターテインメントリゾート「i+Land nagasaki」へ導入。今後はEC向けオンライン決済や店舗向け決済も充実させていく。
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