auの「AQUOS R SHV39」がOSバージョンアップ Android 9 Pieに
auの「AQUOS R」がAndroid 9 Pieにバージンアップ。マナーモードや電話アプリ、ステータスバーなどの変更・改善が行われる。アップデートファイルサイズは約1.67GBで、更新時間は約35分。
KDDIと沖縄セルラー電話は12月18日から、シャープ製スマートフォン「AQUOS R SHV39」のOSバージョンアップを開始する。バージョンアップ後のOSは「Android 9 Pie」で、本体だけで更新可能だ。
Android 9にバージョンアップすると、クイックパネル/クイック設定パネルのマナーモードアイコン、音量アップ/ダウンキーを押すと表示されるマナーモードアイコンのタップでマナーモードの設定を切り替え可能になる。また、電話アプリの連絡先画面では登録済みの連絡先がある場合、連絡先リストの最上部に「新しい連絡先を作成」機能が表示される他、画面右下の電話帳登録ボタンがダイヤルボタンへ変更となる。
ステータスバーに表示される各種アイコンの位置・表示方法が変更され、クイックパネルでは電波状況を示すアイコンを追加して「日付」「時間」の表示位置も一部移動する。設定アイコンはクイック設定パネルへ移動し、マルチウィンドウの操作方法が変更に。
アプリ使用履歴は横並び表示となり、アプリ終了(履歴消去)は上部へのフリック操作に変更される。Android 9で初採用となった「ホーム」「履歴」が統合されたナビゲーションバーも利用できる(従来通りのものも併存)。
通知パネルは最下部に「通知を管理する」が追加され、タップすると「アプリの通知」設定画面へ遷移。アプリごとに通知表示のオン/オフが設定できるようになり、通知をロングタッチして表示する機能は表示内容が変更となる。
一部アプリでは「自動回転」をオフにしていても、端末を横にするとナビゲーションバーに表示されたアイコンのタップで横向きに切り替え可能となる。「AQUOS Home」では、アプリ一覧画面での「検索」機能が追加され、「ファイル」が「コンテンツマネージャー」へ名称変更。画像・動画・オーディオのファイル表示方法を全表示/フォルダー表示から選べるほか、表示しているファイルを本体・SDカードの保存先で絞り込むこともできるようになる。
OSアップデート後は、クイックパネル/クイック設定パネルの切り替えアイコン、クイック設定パネルの各機能ボタン直下の▼マーク、機能ボタンの「アクセスポイント」「BrightKeep」、時計アプリの「通常マナー中の鳴動」設定などが削除される。
アップデート方法は、アプリ一覧から「設定」アプリを起動して「システム」→「システムアップデート」と操作。Wi-Fiと4G(LTE/WiMAX 2+)ともに更新時間は約35分、アップデートファイルサイズは約1.67GB。完了後のビルド番号は「03.00.00」となる。
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