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改ざんされたQRコードを99%検出するリーダー コード決済の不正防止に
メディアシークは、2月25日にキャッシュレス決済向けQRコードリーダー「セキュアQRコードリーダー」を提供開始。改ざん可能性のあるQRコードを99%検出し、決済用QRコードの偽装・偽造を未然に防げるようになる。バーコードリーダーアプリ「アイコニット」の画像解析技術を活用したもので、今後はQR決済事業者へ不正QRコード検出のプラットフォームも提供する。
メディアシークは、2月25日にキャッシュレス決済用QRコードの偽装・偽造を未然に防ぐQRコードリーダー「セキュアQRコードリーダー」を提供開始した。
本サービスには、世界最高レベルの読み取り性能をうたうバーコードリーダーアプリ「アイコニット」の画像解析技術を活用。改ざん可能性のあるQRコード読み取ると、不正の検出やアラート表示と同時に不正パターンをシステムへ登録する。同社では改ざん可能性のあるQRコードを99%検出するとしている。
QRコードを使った詐欺等の犯罪被害事例は、 キャッシュレス化が進んでいる中国でも多数報告されている。例えば、支払先口座情報を別の口座情報に仕向ける、支払金額を変更する、といった不正が考えられる。今後はQR決済事業者へ向け、不正QRコード検出のプラットフォームも提供する予定。
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