スマホを持って近づくだけで自動解錠できるスマートロック
エナスピレーションは、2月26日にスマホアプリを持って鍵に近づくだけで自動的に解錠できるスマートロック「ES-F300D」を発売。Bluetoothは室外側の機械に搭載し、物理的な鍵の受け渡しを必要とせずアプリやWeb上から簡単に合い鍵を作ることもできる。アプリを利用した解錠はすべて最大過去2カ月履歴が残り、4段階の利用者レベルも設定可能だ。
エナスピレーションは、2月26日にスマートロック「ES-F300D」を発売した。
本製品は端末を持っていれば鍵に近づくだけで自動的に解錠できる「スマートオープン」、端末を鍵本体をタッチすれば解錠する「マジックタッチ」に対応する。
スマートオープンは、指定した距離を離れないと動作しないため、家の中で勝手に鍵が開くということはなく、オートロックも可能。面付型を採用しており設置スペースさえあればどんなドアでも利用でき、端末との連携を確実かつスムーズに行うためBluetoothは室外側の機械に搭載している。
物理的な鍵の受け渡しを必要とせず、Android/iOSアプリやWeb上から簡単に合い鍵を作成可能。鍵はSMSで送ったり伝えたりでき、鍵を利用できる日時、曜日を制限できる。
解錠方法はアプリの他、暗証番号、指紋、ICカード(IFARE/Classic/FeliCa)、別売りのリモコン、無電圧a接点に対応する。ユーザーの登録最大数は指紋が100個、ICカードが最大200個、アプリが1万人。
アプリを使って解錠すると通知が届くので、誰がいつ利用したのかがリアルタイムで分かる。アプリを利用した解錠は全て最大過去2カ月の履歴が残る。最高管理者、一般管理者、ユーザー、ゲストといった4段階の利用者レベルをはじめ、ユーザーのロックアウト機能や基本機能をユーザーが変更できないように設定することもできる。
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