1億800万画素の「Galaxy Note20 Ultra」がどんなにウルトラなのか試してみた:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/5 ページ)
Galaxyシリーズの中でフラグシップとなる「Galaxy Note20 Ultra」。メインカメラには1億画素のセンサーが搭載されているが、これと超広角、広角、望遠のカメラを使って撮影した画像について、その機能とともに比較してみた。
人物写真&ライブフォーカス編
一通り見たところで、人物編に行きたい。ポートレートや自撮り時はもちろん、通常の写真モードでも「フェイス」機能をオンにすれば各種ビューティー機能を使える。Galaxyで撮るならビューティーはオンにしたいよねってことでオンにして撮影。
雨の日に当たっちゃったので撮影条件としてはよくないけど、Galaxyクオリティーは健在だ。
今回の注目は5xの望遠カメラ。スマートフォンの広角カメラの画角って、背景込みの記念写真は集合写真的なものにはいいけど、いわゆるポートレート的な写真を撮るには広角すぎる。
ポートレートを撮るにはやや望遠気味がいい。
Note 20 Ultraの5x望遠だと、広角との差がはっきり出て分かりやすいので、同じくらいのサイズで収まるよう撮り比べてみた。
5xの方が姿形がキレイに出るし、背景もスッキリするのだ。ただ、今回は天候が悪く暗かったので、ちょっと感度が上がってディテールが甘くなっているけど、5倍の差はけっこう大きい。
続いて背景ぼかし。「ライブフォーカス」では望遠カメラは使えず、広角カメラの1xと2xのみになる。
デフォルトでは「ライブフォーカス」は「その他」項目に入っているが、「その他」からよく使うものをドラッグしてモードトレイにセットできるので、ライブフォーカスをよく使うならあらかじめ用意しておくといい。
ライブフォーカスでは背景のぼかし方もいくつかから選べる。2xにし、背景をいわゆる「ぐるぐるボケ」にしてみた。
ライブフォーカスは人物以外でも、比較的寄った被写体でも使えるのでなかなか便利だ。
自撮り用のカメラは1000万画素とそれほど多くない。自撮り時に便利なのが付属のSペン。Noteシリーズの伝統であるが、Sペンのボタンをシャッターとして使えるは便利。
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