レビュー
「iPhone 13」のカメラは“12 Pro並み”に進化していた 13 Proとの画質差は?(2/3 ページ)
新型iPhoneのカメラというと、どうしても高性能なカメラを搭載する「Pro」や「Pro Max」に目が行きがち。実際のところ、カメラ性能を同じくする「iPhone 13」と「13 mini」はちゃんと進化しているのか? シリーズまとめて撮り比べてみた。
画質差は実に微妙なのだった
iPhone 13は超広角と広角のデュアルカメラである。0.5xの超広角は13mm相当。いつものガスタンクで。iPhone 13 Proのレビュー時とは撮影日が異なり、気持ちよく晴れた日に撮れたのでiPhone 12 Pro Max、iPhone 13 mini、iPhone 13 Proの3モデル一気に行きます。
iPhone 12 Pro MaxとiPhone 13 miniの超広角カメラはハードウェアとしては全く同じものだが、青空をみると画作りは若干異なるのが分かる。iPhone 13 miniとiPhone 13 Proは同じ傾向だ。12と13の差ってことですな。
同じく広角カメラで撮り比べ。結論から言えば、iPhone 13 miniでもめちゃきれいに撮れています。
2xのデジタルズームも一応。1xのところを指でスライドするとダイヤルが表示されて最大5xまで上げられるけど、デジタルズームになる関係上、実用的なのは2〜3xくらいかな。
さらにHDRがうまく効かないと撮れないシーンでも撮り比べ。微妙に色使いの差はあるけど、どれも優秀である。
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