iPhone 13シリーズはどこで買うのが安い? 「2年使う場合」の実質価格を比較
「iPhone 13」シリーズを購入する場合の負担額を調べる。前回の12カ月後に返却した場合に続き、今回は24カ月後に返却した場合だ。やはり楽天モバイルが最も安い結果となったが、それは付与される楽天ポイントを全て機種代金に充当した場合も含んでいる。
結局、「iPhone 13」シリーズは実質的にいくらで購入できるのか。iPhone 13シリーズを12カ月後に返却した場合の実質負担額に続き、今回は24カ月後に返却した場合の実質負担額を比較する。各社の購入補助プログラムと、多くの人が受ける割引を適用した実質負担額を、新規、機種変更、MNP利用時で調べてみた。なお、価格は全て税込み。
新規契約の場合:楽天モバイルとauが安い
新規契約の場合、ドコモ、ソフトバンクでは特に割引はない。auはECサイト「au Online Shop」で購入すると、新規の場合1万1000円の割引になる。
楽天モバイルの場合は割引条件などに少し注意が必要で、「iPhoneアップグレードプログラム」を利用する際の分割払いは楽天カードでのみ利用可能となる。また、端末の返却に3300円の手数料が必要だ。他キャリアでは返却手数料はかからないので、楽天モバイルの実質負担額に3300円を加えて考えた方がいいだろう。回線プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を契約することで付与される5000ポイントも、楽天の通話アプリ「Rakuten Link」を使って10秒以上通話する必要がある。
楽天モバイルは一括価格がAppleの直販価格とほぼ同額だが、購入補助プログラムを利用するとその半額になる。Appleの端末価格に上乗せされている他キャリアより、実質負担額は最も安い。
その次に安いのは、「au Online Shopお得割」のあるauだ。au Online Shopで購入すると、新規の場合は端末価格が1万1000円割引になる。
機種変更の場合:楽天モバイルが最安、Proはソフトバンクは安い
auで機種変更する場合には「5G機種変更お得割」がある。au Online Shopで購入した場合はau PAY 残高に5500円(不課税)相当のキャッシュバック、店頭購入の場合は機種代金から5500円割引になる。それ以外のキャリアだと機種変更では特に割引は適用されない。
それでも最も安いのは楽天モバイル。3300円の返却手数料を加えても、他3キャリアよりかなり安い。
残り3キャリアで比較してみると、Proモデルはソフトバンクも価格が抑えめだ。iPhone 13 Proの128GB以外は最も安い。iPhone 13の小容量モデルはドコモ、iPhone 13 miniはauが安い。
MNPの場合:どのキャリアでも割引を受けられる
MNPして端末を購入する場合は、どのキャリアでも割引が受けられる。
ドコモは「5G WELCOME割」で2万2000円割引。auはau Online Shopお得割で、新規の場合よりも多い2万2000円を割り引く。
ソフトバンクもオンランショップで購入すると「web割」で2万1600円割引。楽天モバイルはRakuten UN-LIMIT VIの契約で付与される5000ポイントに加え、MNP限定で1万5000ポイントが付与され、実質2万円相当の割引が受けられる。
MNPの場合も、やはり楽天モバイルが安い。他3キャリアを比較すると、iPhone 13 Pro MaxとiPhone 13 Proは全体的にauが安く、iPhone 13と13 miniは全体的にドコモが安くなる。
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