Samsung、「Android 12」ベースのGalaxy新ランチャー「One UI 4」リリース
Samsungは、Galaxyシリーズの新ランチャー「One UI 4」を発表した。「Android 12」ベースの新UIだ。まずはGalaxy S21シリーズにロールアウトしていく。
韓国Samsung Electronicsは11月15日(現地時間)、Galaxyシリーズのユーザーインタフェース「One UI」の最新版「One UI 4」をリリースすると発表した。まずはGalaxy S21、Galaxy S21+、Galaxy S21 Ultraを含むGalaxy S21シリーズで同日からロールアウトしていく(日本の場合はキャリアによる)。
One UIはSamsungが2018年から提供しているAndroidベースのランチャー。One UI 4は米Googleが10月にリリースした「Android 12」をベースにしている。
Android 12の特徴の1つである「Material You」に近い機能として、カラーパレットから選んだ色をホーム画面やアイコン、メニュー、ボタン、背景などをカスタマイズできる。また、ウィジェットのデザインも新しくなった。
このルック&フィールは、同じアカウントで使うGalaxy Zシリーズ、Galaxy Watch、Galaxy Tabを横断して同期する。
プライバシー関連では、アプリでデータや使用履歴がどう使われているかを一カ所で確認できる機能を追加。また、アプリがカメラやマイクにアクセスすると通知し、ブロックできるようになった。いずれもAndroid 12に追加された機能だ。また、銀行口座やIDなどの個人情報を含むファイルに有効期限を付けて送信する「Private Share」機能も追加した。
One UI 4にアップデートできる端末は以下のとおり(日本では取り扱い業者によって異なる可能性がある)。
- Sシリーズ
S20、S20 +、S20 Ultra、S20 FE、S10、S10e、S10 +、S10 5G
- ノートシリーズ
Note20、Note20 Ultra、Note10、Note 10+
- 折りたたみ式
Fold、Z Fold3、Z Flip3、Z Fold2、Z Flip、Z Flip 5G
- Aシリーズ
A82 5G、A72、A52、A52 5G、A52s 5G、A42 5G
- タブレット
Galaxy TabS7、TabS7+
- Watchシリーズ
Galaxy Watch、Galaxy Watch Active、Galaxy Watch Active2、Galaxy Watch3
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