au/UQ mobile/povo2.0が「BALMUDA Phone」の動作を確認 auやpovo2.0での利用時には注意点も
KDDIと沖縄セルラー電話が、自社ブランド(au、UQ mobile、povo2.0)における「BALMUDA Phone」の動作確認を実施した。auブランドとpovo2.0ブランドでの利用には、一定の注意点もある。
KDDIと沖縄セルラー電話は11月26日、バルミューダが11月26日に発売したスマートフォン「BALMUDA Phone」について、「au」「UQ mobile」「povo」で動作確認を行った旨を告知した。ただし、auブランドやpovoブランドで使う場合は注意点もある。
おことわり
KDDIと沖縄セルラー電話が実施したのは、あくまで各ブランドのネットワークに接続できることの確認です。各機能の動作を保証しているわけではないので注意してください。
auブランドでの利用
auブランドで利用する場合は、au 5Gスマートフォン向けのプランを契約する必要がある。au 4G LTEスマートフォン向けのプランでは利用できないので注意しよう。この制約はBALMUDA Phoneに固有のものではなく、5G対応スマホに共通のものである。
APN(データ通信の接続先)の設定は不要だが、「auメール」を利用したい場合はIMAP対応のメールアプリを使う必要がある(参考リンク)。また、テザリングを利用したい場合はテザリングオプションの契約が必要となる。
UQ mobileブランドでの利用
UQ mobileブランドで利用する場合は、現行プラン(5G/4G LTE両対応)と旧プラン(4G LTE対応)のどちらにも対応している。
APN(データ通信の接続先)の設定は不要だが、「@uqmobile.jp」ドメインのメールを利用したい場合は、MMS(Multimedia Messaging Service)対応のメールアプリを使う必要がある(参考リンク)。
povoブランドでの利用
povoブランドで動作確認が行われているのは、現行の「povo2.0」のみとなる。旧サービス(povo1.0)での動作確認は行われていない。
APNの設定は原則として不要だが、テザリングを利用する場合に限り実施する必要がある。具体的な設定値はサポートサイトに記載されている。
- →APN設定が完了しデータ通信はできるが、テザリングが利用できません(povoサポート)
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