ドコモのエコノミーMVNOに「トーンモバイル」登場もiPhone専用/2万円台のスマホが増えているのはなぜ?:Mobile Weekly Top10
ドコモのエコノミーMVNOの第2弾として「トーンモバイル for docomo」が登場します。料金プランはiPhone専用の「TONE for iPhone」のみで、Android端末でも使えるプランは用意されていません。その理由はどこにあるのでしょうか……?
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2021年12月13日〜2021年12月19日
- ドコモが扱う「TONE for iPhone」の狙い 料金は約50%値下げ、課題はAndroid端末
- 月額1100円で“動画以外使い放題” トーンモバイルが「ドコモのエコノミーMVNO」向けプラン発表
- 「iPad mini(第6世代)」自腹レビュー iPhone 13 Proよりオススメできる理由とは?
- 軽くて高コスパ、「AQUOS zero6」と「AQUOS sense6」はどちらが買い? 使用感を徹底比較した
- OPPO、約30gの単眼スマートグラス「Air Glass」発表 ナビや翻訳が可能
- ドコモのスマートフォンを振り返る 日本最初のXperiaとGalaxyから独自モデルまで
- auが発売した最強ガラケー「G'zOne TYPE-XX」が大バズり――改めて問いたい「ガラケー」という言葉の意味
- 楽天モバイルのキャリアメール、提供時期が再延期に
- 2万円台の“エントリースマホ”が増えている理由 割引でほぼ0円、3G停波の影響も
- ドコモオンラインショップ、12月17日からXperia 5 IIを3.3万円割引に
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年12月6日から2021年12月12日までの1週間について集計し、まとめました。
今回の集計期間におけるアクセス数の1位と2位は、共にトーンライフスタイルが「ドコモのエコノミーMVNO」として提供する「トーンモバイル for docomo」の料金プラン「TONE for iPhone」に関する記事となりました。
トーンモバイルといえば、既存のサービスは「ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)」が提供しています。しかし、トーンモバイル for docomoは、同社の兄弟会社であるトーンライフスタイルが提供します。同じブランドとサービスを共有しながらも“別会社”が提供するのは、一体なぜなのでしょうか……?
それはさておき、TONE for iPhoneはプラン名の通り“iPhone専用”です。ドコモショップで購入した新品のiPhoneか、親の「お下がり」のiPhoneで利用することが想定されています。
「Androidスマホはダメなの?」と思う所ですが、トーンモバイルのAndroid端末向けのサービスは全て、カスタマイズを施したオリジナル端末を使って提供されています。ドコモのエコノミーMVNOとして提供する場合、オリジナル端末以外への対応も求められるため、iPhoneと比べるとハードルはどうしても高くなってしまうようです。
独自性の高さ故に、汎用(はんよう)性を求められる場面で壁にぶつかる――今後、トーンモバイル for docomoでAndroid端末向けのプランが出てくるかどうか、注目です。
アクセス数の8位には、税込みで2万円台のスマートフォンが相次いで投入されている背景を考察した記事が入りました。
5月にNTTドコモが発売したLTE(4G)スマホ「Xperia Ace II」は、オンラインショップで税込み2万2000円という低価格で人気を博しました。その好調ぶりを受けてか、ドコモを含む各キャリアは、2021年秋冬商戦に向けて2万円台で購入できるスマホのラインアップを拡充しました。Xperia Ace IIとは異なり、その新モデルたちは5G通信にも対応しています。「3万円を切る価格で5Gスマホ」とは、約1年前には考えられませんでしたよね……。
このような低価格スマホが相次いで登場している背景として、3Gサービスの終息があります。新しい通信規格(5GやLTE)で使う電波帯域を広げるには、古い規格(3G)のユーザーをできるだけ早く新しい規格に移行させなければいけません。しかし、古い規格にとどまっている人には「価格」を気にする人も少なからずいるため、低価格端末は欠かせないのです。
ただ、auが「G'zOne TYPE-XX」を発売するに至った経緯を振り返ると、3Gユーザーを動かすには低価格の「スマートフォン」だけでなく「ケータイ」もしっかりと取りそろえないといけないのではないかとも思います。今後、各キャリアがどのようなケータイを出すのか(あるいはスマホだけでどうにかしようとするのか)、動きに注目したい所です。
関連記事
- ドコモが扱う「TONE for iPhone」の狙い 料金は約50%値下げ、課題はAndroid端末
ドコモの「エコノミーMVNO」に、フリービットグループのトーンモバイルが加わる。ドコモ向けの専用プランを用意して、既存の「TONE SIM(for iPhone)」よりも値下げをした。ドコモにとっても、キッズ向けのサービスを拡充できるというメリットがある。 - 月額1100円で“動画以外使い放題” トーンモバイルが「ドコモのエコノミーMVNO」向けプラン発表
トーンモバイルは、「ドコモのエコノミーMVNO」として提供する料金プラン「トーンモバイル for docomo」の新料金プラン「TONE for iPhone」を発表した。塾に通い始める小学校高学年から、中学生、高校生を主な対象としたプラン。月額1100円(税込み、以下同)という低価格な料金で「動画以外使い放題」をうたう。【更新】 - 「iPad mini(第6世代)」自腹レビュー iPhone 13 Proよりオススメできる理由とは?
「iPad mini(第6世代)」を自腹で購入、レビューした。8.3型iPadの最新モデルとなる本機は、アスペクト比が約2:3で横向きにした場合に動画やゲームを見やすくなる。「iPhone 13」と同等のスペックを持っていて、いま「iPhone 11」や「iPhone XS」などの性能に満足しているならこちらの購入がおすすめだ。 - 軽くて高コスパ、「AQUOS zero6」と「AQUOS sense6」はどちらが買い? 使用感を徹底比較した
シャープの最新ミッドレンジスマートフォン「AQUOS zero6」と「AQUOS sense6」が発売された。プロセッサやメモリは異なるものの、どちらも高精細な有機ELディスプレイを搭載し、アウトカメラの基本スペックも共通している。使い勝手はどう違うのか? コスパが高いのはどちら? - OPPO、約30gの単眼スマートグラス「Air Glass」発表 ナビや翻訳が可能
OPPOが、スマートグラス「OPPO Air Glass」を2022年第1四半期に中国で発売する。OPPOのスマートフォンやスマートウォッチと連携して、さまざまな情報を取得できる単眼のスマートグラス。天気、カレンダー、翻訳、ナビゲーションなどのアプリも用意する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.