ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2021年12月20日〜2021年12月26日
- iPhoneをルーペ代わりに iOS 15で標準アプリになった「拡大鏡」の使い方
- 新型コロナワクチン接種証明書アプリ、AndroidスマホとiPhoneで変わる「ローマ字氏名」
- 実は誤解? 3G停波で“ケータイ”が終了するわけではない
- ドコモが扱う「TONE for iPhone」の狙い 料金は約50%値下げ、課題はAndroid端末
- 「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」サービス開始 何が必要? どうすれば使える?
- いまだにガラケーからスマホに移行できない人たち その理由は?
- 楽天モバイル、iPhone着信の不具合について正式に案内
- 「UQ mobile」「povo2.0」に変えるとauのサービスや割引はどうなる? 注意点まとめ
- 4〜5年は使えるスペック ドコモから京セラ製「あんしんスマホ」が登場した理由
- PayPay、「マイナポイント第2弾」に参加 2022年1月1日から
ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2021年12月20日から2021年12月26日までの1週間について集計し、まとめました。
今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、iOS 15からプリインストールアプリ扱いとなった「拡大鏡」の使い方を紹介する記事でした。
この記事にもある通り、拡大鏡という機能自体は、iOS 10から「アクセシビリティ機能」(身体に障害のある人が端末を利用しやすくするための機能)の1つとして搭載されていました。アクセシビリティ機能は原則として設定を変更しないと利用できません。そのため、今まで拡大鏡の存在自体を知らなかった人も少なくなかったと思います。アプリ化することで認知度が上がったというわけです。
この拡大鏡ですが、わざわざ虫めがねや老眼鏡などを探さずとも小さな文字や物体を拡大して表示できるので、思っている以上に便利です。ぜひ、使ってみてください。
アクセス数の2位と5位には、12月20日に運用が始まった「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」に関する記事が入りました。
このアプリはデジタル庁と厚生労働省が共同で運用するもので、従来は市区町村が書面で発行していた「新型コロナワクチン接種証明書」をデジタル形式で発行できます。このアプリの運用開始に合わせて、書面による接種証明書もアプリと同様の形式に改められました(効力はアプリも書面も同等です)。しかし、iOS版アプリで海外用接種証明書を発行すると、ローマ字氏名がパスポート(旅券)と異なる順番になってしまうという問題が発生しました。
パスポートの規格は、国際連合の付属機関の1つである「ICAO(国際民間航空機関)」が定めています。この規格では氏名を「Surname(姓)→Given name(名)」の順序で記載することが原則と定められています。欧米の多くの国は「Given name(名)→Surname(姓)」の順序で名前を表現しますが、そういう国でも旅券上の氏名は「Surname(姓)→Given name(名)」の順です。
話を戻すと、iOS版アプリの初期バージョンでは、海外用接種証明書のローマ字氏名が「Given name(名)→Surname(姓)」で、旅券規格とは逆でした。そのため、国や地域によってはトラブルになる懸念があります。
この問題は、アプリの更新によって解消しています。最初期のiOS版アプリで海外用証明書をダウンロード(発行)した人は、アプリをバージョンアップした上で再ダウンロードすることを強くお勧めします。
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