ahamo、povo、LINEMO、約5〜7割が同一キャリアから移行 MMDの調査から
MMD研究所は、3月11日に「2022年3月通信サービスの利用動向調査」の結果を発表した。メイン利用のMNO4キャリア合計は90.1%で、ahamoは76.6%、povoは84.1%、LINEMOは48.3%が同一キャリアから移行している。
MMD研究所は、3月11日に「2022年3月通信サービスの利用動向調査」の結果を発表した。調査対象は18歳〜69歳の男女4万人で、調査期間は2月14日〜2月16日。
スマートフォンを利用している3万6282人へ、メインで利用している通信サービスを聞いた。4キャリアは「NTTドコモ(30.2%)」「au(19.4%)」「ソフトバンク(11.8%)」「Rakuten UN-LIMIT VI(7.6%)」となり、オンライン専用プランの「ahamo(4.4%)」「povo(1.8%)」「LINEMO(0.8%)」を合わせると4キャリアのシェアは76.0%、サブブランドの「Y!mobile(8.9%)」「UQ mobile(5.2%)」を合わせると90.1%となる。
一方「MVNO」は9.9%で、結果を2021年11月の調査と比べるとオンライン専用プランは0.2ポイント、キャリアサブブランドは1.3ポイント増加した。2014年10月からのMVNOの利用率の推移をみると、2022年2月は9.9%となっている。
オンライン専用プランとキャリアサブブランド、Rakuten UN-LIMIT VIを現在メインで利用している9494人へ、現在利用している通信サービスを契約する前に利用していた通信サービスを聞いた。
オンライン専用プランではahamo(1486人)はNTTドコモが76.6%、povo(621人)はauが84.1%、LINEMO(265人)はソフトバンクが48.3%とそれぞれ最多。キャリアサブブランドは、Y!mobile(2873人)はソフトバンクが49.2%、UQ mobile(1746人)はauが55.7%で最多、Rakuten UN-LIMIT VI(2503人)はMVNOが46.1%で最多となった。
2021年11月の調査と比べると、ahamoは1.6ポイント、povoは0.4ポイント同一キャリアからの移行が増加し、LINEMOは14.9ポイント同一キャリアからの移行が減少している。
通信契約をしている携帯電話/スマートフォンを現在利用している3万6420人のうち、メイン利用の通信サービスの料金プラン変更や乗り換えをについて「検討している」は33.9%、「検討していない」は66.1%。料金プラン変更や乗り換えを検討している1万2349人のうち、具体的な通信サービスを決めている9210人へ最も乗り換えを検討している通信サービスを聞いたところRakuten UN-LIMIT VIが20.9%、NTTドコモが15.4%、auが10.9%となった。
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