ドコモとJTOWER、最大6002基の通信鉄塔をインフラシェアリングへ活用

NTTドコモは、JTOWERと既存通信鉄塔のインフラシェアリングに向けた基本契約に合意。NTTドコモが保有する通信鉄塔の最大6002基をJTOWERへ譲渡し、JTOWERが他キャリアを含む通信事業者などへの新規利用の誘致を強化する。

[エースラッシュ，ITmedia]

　NTTドコモとJTOWERは、3月25日に既存通信鉄塔のインフラシェアリング推進を目的とした基本契約へ合意した。

対象鉄塔のイメージ

　ドコモが保有する通信鉄塔の最大6002基を最大1062億円でJTOWERへ譲渡し、ドコモがJTOWERから同鉄塔を借り受ける。条件が整った通信鉄塔から順次譲渡を実行し、譲渡された通信鉄塔はJTOWERが他キャリアを含む通信事業者などへの新規利用の誘致を強化するという。

　これにより、利用事業者の設備投資や運用コストの効率化に伴う5Gネットワークの早期整備の促進、既存インフラを有効活用した環境負荷の軽減などが期待できるとしている。