ライカのスマホ「Leitz Phone 2」発表、ソフトバンク独占で18日発売 約22.5万円
ソフトバンクは、ライカ(Leica)監修のAndroidスマートフォン「Leitz Phone 2」を発表した。11月18日に発売する。
ソフトバンクは、ライカ(Leica)監修のAndroidスマートフォン「Leitz Phone 2」を発表した。SoftBankブランド独占商品として、11月18日に発売する。
全国の家電量販店やソフトバンクショップのうち、約850店舗で限定販売となる。ソフトバンク直営店での価格は22万5360円(税込)。「新トクするサポート」の適用で、2年後の返却を条件とした実質負担額は総額11万2680円となる。
2021年の「Leitz Phone 1」に引き続き、ソフトバンクとライカが共同開発している。製造はシャープが担当する。ハードウェアの大部分は「AQUOS R7」と共通する。
Leitz Phone 2独自の要素として、外観のデザインや壁紙、ホーム画面ウィジェットなどでライカらしさを表現。カメラではライカ独自開発の撮影モード「Leitz Looks」を搭載する。
ライカ M8インスパイアの「ホワイト」
「Leitz Phone 2」のカラーは「ライカ ホワイト」の1色のみを展開。「ライカ M8 ホワイト」をイメージし、光沢感のある白色の外装に、シルバークロームの側面フレームを合わせている。側面はカメラで多く使われるローレット加工が施され、撮影時にすべり止めとしても機能する。
Leitz Phoneシリーズだけの要素として、マグネットで脱着できるレンズキャップと、Leitzロゴが入ったシリコンケースが付属する。
Leitz Looksで定番レンズの写りを再現
背面カメラは単眼+測距用センサーという構成。前世代モデルと同じライカの“ズミクロン”ブランドを冠した7枚構成の構成の非球面レンズを装備する。
メインカメラのイメージセンサーは1型の大型センサーで、スマホ向けの新設計を採用し、フォーカススピードや暗所性能が大幅に改善されている。
ライカが独自に開発する撮影モード「Leitz Looks」では、ライカの定番レンズから3種類の写りを再現。レンズを選んで撮影できるようになった。撮影モードはSUMMILUX 28、SUMMILUX 35、NOCTILUX 50の3種類。
また、Leitz Looksではレンズフィルターも適用可能。モノクロームを含む4つのフィルターを選択できる。
「ゴールデンアワー」をホーム画面に
ホーム画面ウィジェットは新たに「Golden Hour Widget」が追加された。ゴールデンアワーとは、日の出前、日没後の写真が美しく撮れる時間帯で、ウィジェットでは現在地のゴールデンアワーをシンプルな見た目で表示する。
前モデルから引き続き、ライカのフォトギャラリーから作品を表示する「The LFI Wigdget」も搭載する。
「AQUOS R7」と同等の処理性能
ハードウェアはシャープのフラグシップ「AQUOS R7」とほぼ共通している。プロセッサはSnapdragon 8 Gen 1、メインメモリは12GB。ストレージは512GBと、AQUOS R7より大容量。最大1TBのmicroSDを追加できる。
ディスプレイは6.6型のPro IGZO OLEDを搭載し、120Hz駆動やHDR表示をサポートする。
ソフトバンク限定販売のモデルだが、5Gと4G LTEは国内4キャリアの主要周波数帯をカバーする。eSIMとnanoSIMのデュアルSIMにも対応する。
防水・防塵(じん)、おサイフケータイに対応。生体認証は指紋・顔認証を搭載する。バッテリー容量は5000mAh。ワイヤレス充電をサポートする。
OSはAndroid 12を搭載。2年間のソフトウェアアップデートと、最大2回のOSバージョンアップが提供される。
【訂正:2022年11月10日23時30分 スペック表内の4G LTEの対応バンドについて、ソフトバンクが公開した情報に基づいて訂正いたします。】
【更新:2022年11月11日15時00分 スペック表内の4G LTEの対応バンドについて、もとの情報が正しかったため、訂正を取り消しました。】
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