検索
調査リポート

MNPの利用経験が最も多い携帯キャリアは? MMD研究所が調査

MMD研究所が「2023年2月通信契約サービスに関する調査」の結果を発表。MNPの利用経験は24.6%で、大手通信キャリアユーザー別にでは「Rakuten UN-LIMIT」と「LINEMO」の半数以上が利用経験ありと回答した。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 MMDLaboが運営するMMD研究所は、3月14日に「2023年2月通信契約サービスに関する調査」の結果を発表した。対象は18歳〜69歳の男女4万人で、調査期間は2月3日〜2月6日。

 MNPについて「3回以上利用したことがある」が5.6%、「1〜2回利用したことがある」が19.0%となり、利用経験があると回答した人は合わせて24.6%。メイン利用している大手通信キャリアユーザー別に見ると、利用経験があると回答した人が最も多かったのは「Rakuten UN-LIMIT」の55.9%、次いで「LINEMO」が55.3%、「UQ mobile」が46.7%となった。

MMD研究所
MNPの認知と利用経験
MMD研究所
大手通信キャリアユーザー別のMNPの認知と利用経験

 MNPを認知している2万3377人へ、MNPの認識(2023年2月時点)を聞いた。正答率が最も高かった項目は「通信会社を乗り換えても、携帯電話番号をそのまま使うことができる」で89.5%、誤答率が最も高かった項目は「MNPを利用すれば、乗り換え先の通信会社のみで手続きが完了する」で63.4%で、全問正解は2.8%となった。

MMD研究所
2023年2月時点のMNPについての認識

 通信サービスの契約場所は、機種変更も新規契約も「携帯ショップ」が最多で、MNPでは「通信会社の公式WEBサイト」が最多だった。

MMD研究所
現在契約している通信サービスの契約場所

 eSIMの認知〜利用状況をファネル構造で見ると「認知」は38.9%、「利用経験」は8.0%、「現在利用」は6.1%。年代別で見ると「認知」は30代が42.7%、「利用経験」は20代と30代が10.3%、「現在利用」は30代が7.9%でそれぞれ最多となる。

MMD研究所
eSIMの認知〜利用状況

 デュアルSIMの認知〜利用状況をファネル構造で見ると「認知」は37.6%、「利用経験」は6.0%、「現在利用」は3.7%。年代別で見ると「認知」は40代が40.6%、「利用経験」は20代が7.9%、「現在利用」は20代と30代が4.8%でそれぞれ最多となった。

MMD研究所
デュアルSIMの認知〜利用状況

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る