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「AQUOS R8 pro」のカメラは“速く+賢くなった” 高画質の1型センサーをストレスなく使える荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

1型センサー、ライカと協業したレンズで人々を驚かせた「AQUOS R6」から2年、「AQUOS R8 pro」のレンズは大きな進化を遂げた。主にソフト面をぐっとアップデートした印象で、被写体に応じたAI処理が豊かになり、動物のポートレート撮影もできるようになった。

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さすがの1型センサーで夜もきれいに撮れる

 最後は夜。さすが、最新の1型センサーだけあって多少暗くてISO感度が上がってもびくともしない。

AQUOS R8 pro作例
深夜の住宅街のあじさい。街灯が当たるだけの暗い場所でISO感度もISO2184まで上がったけど、それを感じさせない写りだ

 暗くなると自動的にナイトモードになるが、ナイトモードを手動で指定すると、「花火」と「星空」も選べる。

AQUOS R8 proレビュー
ナイトモードの画面。月のアイコンをタップすると「花火」や「星空」も選べる
AQUOS R8 pro作例
夜景。端っこに強い光源があるとちょっと余計な反射が出ちゃうようだ

動画は最高で8Kまでいける

 動画は8Kの30fpsに対応……だけどさすがに8K時は最長で1分間と決められている。ちなみに8Kは7680×4320ピクセル。ハイレゾモードの写真が7936×5952ピクセルなので、もうセンサーの性能をめいっぱい使っているわけで、すごい。

 8Kで撮った中からヒトコマで引っ張り出してみた。

AQUOS R8 proレビュー
8K動画の中から切り出したヒトコマ。ハイレゾモードでの静止画レベル

 4K動画は60fpsまで対応している。

 では最後に40秒程度の4K動画作例を作ってみたのでどうぞ。

3本のビデオクリップをつないでみた。最初に猫の大きな声がするので音量注意です

 と、動物モードを中心に一通り使ってみたのだが、とにかくカメラとしての基本性能が高い。AQUOS R7に比べると動作も快適だ。AIを駆使した新しい機能にはまだこなれていない面もあるのか、ちょっとずれちゃうこともあるけれども(特に黒猫飼いとしては、黒猫撮影時に露出がずれるのはいただけない)、その辺はファームアップで改善されていくと期待している。

 そういうちょっとしたずれは使う側がちょっと気を付ければいいのだけれども(露出の調整なんかはすぐにできるし)、個人的には「AI」を駆使した「オート」であらゆる被写体に賢く対応してくれる、誰にとっても超高画質なスマホカメラという路線を追求してほしいのだ。

モデル:長谷川実沙

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