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2024年度の電話リレーサービス料、1.1円×12カ月の負担に

携帯キャリア各社は、2024年4月の利用分から電話リレーサービス料を改定する。聴覚や発話に困難がある人との通話で、通訳オペレーターが手話や文字、音声を通訳することで、双方向での通話を可能にするサービス。2024年度は1.1円×12カ月の負担となる。

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 NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、UQコミュニケーションズ、ソフトバンク、楽天モバイルが、2024年4月利用分から2025年3月利用分までの電話リレーサービス料を改定する。

 電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難がある人との通話で、通訳オペレーターが手話や文字、音声を通訳することで、双方向での通話を可能にするサービス。法令で指定された、一般財団法人日本財団電話リレーサービスが2021年からサービスを提供している。

 固定電話、携帯電話、IP電話などのサービスを提供している事業者は、電話番号数(020番号を除く)に応じて電話リレーサービスの提供に必要な費用を負担することが法令で義務付けられている。

 2024年度は、2024年4月の利用分から2025年3月の利用分までの12カ月間、1番号あたり毎月1.1円を請求する。ちなみに2023年度は、2023年4月から2024年1月までの10カ月間、1番号あたり毎月1.1円を請求していたので、年間で2.2円の増額となる。

電話リレーサービス料
2023年度と2024年度の電話リレーサービス料の違い(NTTドコモのニュースリリースより)
電話リレーサービス料
請求対象となるサービス(NTTドコモの場合)

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