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シャープ「AQUOS R9」のカメラはデザインが東洋的で面白い 撮り心地もかなり良好:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)
アウトカメラのデザインが賛否を呼ぶシャープの「AQUOS R9」。個人的にはハイエンドっぽさ、ハイテクっぽさを全く感じさせないのがいいと思うのだけど、実際の撮り味はどうなのだろうか? 試してみるのである。
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ハイエンド機として十分イケているカメラでした
まあそんな感じで、超広角から2倍の望遠まで、AQUOS R9のカメラはなかなかレベルが上がったよいカメラに仕上がっていると思う。せっかくなので、他の作例も紹介しよう。
最後は夜の様子。
という感じ。
いざ使って見ると、薄くてコンパクトで扱いやすく、画質もいい。レスポンスという面では、シャッタータイムラグが少しあったり、ポートレートモード撮影後の画像処理でちょっと待たされることはあったけど、気になったのはそのくらいか。
人やペット、料理といったよく撮る被写体を、地道にフォローしていくのには“あり”なカメラだ。
円安や各種のコストアップもあって端末価格が上がってきている昨今、全体のバランスがいい端末だと思う。カメラユニットのデザインも、なんか東洋的で面白いし。
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