シャープ「AQUOS sense9」発表 先代から大幅刷新のデザインに、ステレオスピーカー搭載
シャープは11月7日にスマートフォンのミッドレンジモデル「AQUOS sense9」を発売する。豊富なカラーバリエーションとアップデートされたディスプレイ、オーディオ性能などを特徴とするグローバルモデル。日本に加え、台湾、インドネシア、シンガポールでも順次発売する。
シャープは11月7日にスマートフォンのミッドレンジモデル「AQUOS sense9」を発売する。豊富なカラーバリエーションとアップデートされたディスプレイ、オーディオ性能などを特徴とするグローバルモデルであり、日本に加え、台湾、インドネシア、シンガポールでも順次発売する。
オープンマーケット向けモデルは11月21日の発売を予定している。想定価格(税込み)は、6GB/128GBモデルが6万円程度、8GB/256GBモデルが6万円台後半。キャリアはNTTドコモ、KDDI(auとUQ mobile)、ソフトバンク、楽天モバイルが扱う。MVNO各社も扱う予定で、現時点ではmineoとJ:COM MOBILEが発売を告知している。
- →ドコモ、au/UQ mobile、ソフトバンク、楽天モバイルが「AQUOS sense9」発売 カラーや価格の違いは?
- →mineo、J:COM MOBILEが「AQUOS sense9」を順次発売 約5.7万円から
AQUOS sense9の最大の特徴はデザインだ。円でも楕円(だえん)でもない自由曲線の台座にカメラレンズ、フラッシュが収まる、ハイエンドモデル「AQUOS R9」のデザインを踏襲。三宅一成氏が設立したデザイン事務所「miyake design」がデザイン監修を行った。
ボディーカラーはカメラ台座の色がアクセントとなるコーラル、グレージュ、ブルーと、カメラ台座と背面パネルが同色のブラック、ホワイト、グリーンの全6色から選べる。ボディーカラーに合わせたカラーで、シリコン素材を使用した純正ケースも登場した。
ディスプレイは約6.1型で解像度が1080×2340ピクセルのPro IGZO OLEDを搭載する。リフレッシュレートは1〜240Hzの可変式。より滑らかな動きを表示しやすくなり、輝度は「AQUOS sense8」比で約4倍明るくなった。
スピーカーは上下に配置。本体内部の機構から独立させたボックス構造となっており、横向きで動画を視聴する際、モノラルスピーカーのAQUOS sense8よりも立体的に聞こえる。
プロセッサは「Snapdragon 7s Gen 2」を搭載。メモリとストレージの構成は6GB/128GB、8GB/256GBの2種類がある。駆動時間は5000mAhのバッテリーと、Pro IGZO OLEDとの組み合わせにより、フル充電から1日10時間の利用で2日間となっている。
アウトカメラは標準カメラと広角カメラで構成される。どちらも有効約5030万画素だが、標準カメラはF1.9で画角が84度のレンズ、広角カメラはF2.2で画角が122度のレンズとなる。イメージセンサーのサイズは1/1.55型で、スペックとしてはAQUOS R9と同じだ。インカメラは有効約3200万画素でF値が2.2、画角が78度のレンズを搭載する。
SIMはnanoSIMとeSIMに対応する。DSDV(デュアルSIM、デュアルVoLTE)にも対応しており、一方の回線でLTEデータ通信をしつつ、もう一方の回線でVoLTEでの待受けができる。
おサイフケータイ、NFC、顔認証、指紋認証もサポートしている。米国防総省の調達基準である「MIL-STD-810H(耐衝撃落下はMIL-STD-810G)」規格に準拠する他、IP68の防塵(じん)・防水性能を持つ。ボディーサイズは約73(幅)×149(高さ)×8.9(厚さ)mmで、重量は約166gとなる。
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