3COINSの4180円「デバイスバンドPlusAL」を試す スマートウォッチの“最初の一歩”に最適な理由(2/2 ページ)
3COINSが発売した「デバイスバンドplusAL」は、4180円という圧倒的な低価格を実現した最新モデルだ。スマホ連携なしで計測機能を使える「オフラインモード」を搭載し、初期設定のハードルを大幅に下げている。高機能機には及ばないが、低コストでスマートウォッチを体験したい層には十分な実力を備えている。
スマホと接続しなくても健康データを測定できる
デバイスバンドplusALの最大の特徴となっているのが、オフラインモードだ。ほとんどのスマートウォッチは、スマートフォンと接続していなくとも心拍数や歩数、睡眠データの計測などが可能だ。次にスマートフォンと接続された場合にデータが同期される。ただし、初回セットアップ時には、基本的にスマートフォンとのペアリングが必要となっている。スマートフォンとのペアリングを経なければ、時計としても使えないのが普通だ。
これに対して、デバイスバンドplusALは、ペアリングをしなくても使い始めることができる。もちろん、スマートフォンからの通知は受けられないが、心拍数や血中酸素飽和度、表皮温度、睡眠などの測定が可能。歩数計やエクササイズモードも利用できる。箱から出して充電すれば、アプリのインストールやペアリングの手順を踏むことなく、すぐに基本的な機能を使い始められるのは、スマートウォッチに不慣れなユーザーにとって大きなメリットだ。
アプリと連携しないため、計測データはスマートウォッチ上で確認することになり、単体で7日間分のデータを保持できる。それ以上のデータを残しておきたければ、スマートフォンとペアリングし、専用アプリ「GH Smart」を使う必要がある。
GH Smartアプリでスマホ連携も可能 各種通知も確認できる
GH Smartを使用すると、機能はさらに広がる。SNS通知(LINE、Instagram、X、TikTokなど)の受信、音楽再生の操作、リモートシャッター、スマートフォン/本体サーチ機能、座りすぎ通知などが利用可能になる。文字盤は57種類のプリセットに加え、好みの画像を設定することもできる。なお、Gmailに関しては送信元の名前しか分からない。本文とはいわないまでも、せめて件名までは表示してほしかった。
電話やSMS、各種SNSの通知を受けられるが、Gmailは「他のアプリ」とひとくくりにされている(左)。文字盤は、57種類のプリセットから選べる他、好きな画像を使ってオリジナルの文字盤も作成できる(右)
アプリでの計測データは、他のスマートウォッチと比較するとやや簡易的ではあるが、過不足なく確認できる。計測値の正確性については、正解といえる値を知る手段がないので言及できないが、Pixel Watch 4と比較しても大きくずれていることはなさそうだ。
左がGH Smartでの睡眠の表示。右はFitbitアプリ(Pixel Watch 4)の表示。GH Smartでは、浅い睡眠と深い睡眠、起床のみで、レム睡眠は計測されない。ただ、大まかな睡眠の傾向はつかめる
まとめ:4180円という圧倒的な低価格、気軽に使い始められる
デバイスバンドplusALは、格安スマートウォッチの中でも特に「手軽さ」に振り切った製品といえる。4180円という価格に加え、オフラインモードによりスマートフォンとの連携なしでも基本的な健康管理機能が使えるため、スマートフォンに不慣れな人でも、気軽に使い始められる。3COINSの店舗で日用品を買うついでに手に取れる気軽さと、4180円という圧倒的な低価格も魅力だ。
高精度な計測や高度なフィットネス管理を求めるなら、XiaomiやHuawei、さらにはApple WatchやPixel Watchといった上位製品に目を向けるべきだろう。しかし「スマートウォッチがどんなものか試してみたい」「最低限の歩数と通知が分かればいい」というニーズには、この価格で十分応えてくれる。3COINS店舗を見かけたら、現物を確認してみる価値はあるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
【3COINS】4180円の「デバイスバンドplusAL」 オフラインでも健康チェックが可能
3COINSで販売中の「デバイスバンドplusAL」を紹介。オフラインモードでも心拍数、血中酸素飽和濃度、表皮温度などの測定や歩数計も利用できる。シリコン製の替えバンドが付属し、価格は4180円。
税込3300円で買える3COINSのスマートウォッチ「デバイスバンドplus」はちゃんと“使える”のか?
3COINSのスマートウォッチ「デバイスバンドplus」が発売されました。前モデルよりできることが増えたという本アイテム。何ができるようになったのでしょうか。歩数や心拍数、睡眠モニターなど気になるライフログ精度も検証していきます。
ドコモの6980円「スマートウォッチ 01」を試す どんな人におすすめできる製品なのか?
NTTドコモは7月7日、6980円のスマートウォッチ「スマートウォッチ 01」と「スマートウォッチ 02」を発売した。ドコモから実機を借りることができたので、その性能を詳しく見ていく。ヘルスケア関連で測定できる項目としては、心拍数、血中酸素飽和度、睡眠データ、運動記録がある。
ニトリの5990円「スマートウォッチ バルカ」を試す 1日以上持つバッテリー、健康管理機能は“お値段以上”か
ニトリのスマートウォッチ「iPhone&Android対応 スマートウォッチ バルカ レザーバンド」を試す。バッテリーは丸1日の使用で18%ほど消費した。健康管理機能では、心拍数や血中酸素飽和度を計測できる。
なぜ? ドコモが6980円のスマートウォッチ2種を発売する理由、広報に聞いた
NTTドコモは7月7日、6980円(税込み)という手頃な価格ながら多機能なスマートウォッチ「スマートウォッチ01」「スマートウォッチ02」の2機種を発売した。全国のドコモショップおよびドコモオンラインショップで販売する。突然の発表に発売……狙いは何だろうか?




