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Weekly ITmedia +D Top10:悲恋にささぐ防水携帯

秋も深まる今日このごろ、各キャリアでは秋冬モデル発表会ラッシュ! 登場した記事のうち9記事が新端末に関するニュースです。

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 今週のランキングは、KDDIやソフトバンク、ウィルコムなど各携帯電話キャリアの秋冬モデル発表会や、新端末に関するニュースがランキング中9件を占めたモバイル新端末ラッシュとなった。

 各キャリアともに個性的な端末を発表したが、春夏モデルと同様に乙女が気になるのは“防水”が備わった端末。今年の6月ごろ、当時乙女の唯一無二のダーリンだったケータイがトイレへと身を投げて天へと旅立ち、「なぜこんなことに……」と、3日3晩嘆き悲しんだ思い出が記憶に新しい。それ以来、“防水”というキーワードは、乙女のテーマとなっている。

 今回登場した防水携帯に注目すると、auの「W65K」や、ウィルコムの「WX330J」は、電池パックまわりや、各端子のふたをゴムパッキンでしっかりと覆い密閉することで、重要部位を水から守る仕組みをとっている。それにより水深1メートルで30分間耐えられる程度の防水性能を備えた。

 そこで、乙女の頭にふと浮かんだ疑問が1つ。もしかして……最近の防水ケータイは水中で通話ができるのではないか!? そりゃあ確かに、はっきりとはしゃべれないかもしれないけれど「ぼしぃぼしぃーあだじー! いばすいじゅうなんだげどー(訳:もしもしーあたしー!今水中なんだけどー)」というぎりぎり判定できる程度の会話はできるのではないかと思う。あぁ……ぜひやってみたい。

 しかし、こんなことを割と真剣に編集部で話していたら「水中で通話はできない」という言葉(というよりもしゃべること自体できないだろという突っ込み)と冷たい目線を浴びることに……残念。(よい子のみんなは決してそんなマネをしないで下さい)

 まぁ、いくら防水にしてもそんな邪険に扱っていたら突然の別れとともに“悲恋”を再来させてしまうだろう。人に対してもモノに対してもむちゃな要求はしてはならん……と少し大人になった乙女なのだった。

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