BIGLOBEがギャルゲーを開発する理由(2/2 ページ)
「Let's 浜茶屋」では、なまじファイルをコンパクトにまとめたために、違法コピーによってソフトがまるごと交換されてしまう危険性がある。
このため、著作権保護の部分には気を使っていると伊藤氏は話す。「バイナリファイル自体をエンクリプティングしてしまうか、それともファイルにアクセスするキーを用意して、このキーを注意深く扱うのか。どのレベルの対策を講じるか、検討しているところだ」。
なぜ今、自社開発するのか
BIGLOBEでは、ほかのゲームメーカーが開発したソフトを紹介し、課金インフラを提供するなどして、収益を上げている。なぜ今回、わざわざオリジナルゲームの開発に踏み切ったのだろうか。
伊藤氏は、前者はローリスク・ローリターン、後者はハイリスク・ハイリターンのビジネスモデルだと話す。「(自社開発の場合)確かに製作費はかかるが、流通まで一手に握って展開すれば、利益も大きい」(同氏)。両方を混在させることが重要、と判断したという。
同氏はまた、「BIGLOBEとしては、(美少女ゲームの開発・配信は)それほど例がないかもしれないが、NECとして見れば、PCエンジン時代からのノウハウがある」と説明する。
新しいことに一から取り組む……というわけではなく、かつて手がけたことを、ブロードバンドという新しいインフラで試みるだけとした。
人気が出るキャラは?
最後に、ゲームに登場する4姉妹のうち、どのキャラクターが人気が出そうか、伊藤氏に分析してもらった。
同氏は、やはり1番人気は次女の「汐里渚」(17)ではないかと予想する。空手二段の腕前で気が強く、主人公をよびすてにするというキャラクターだ。主人公の幼なじみで、年齢も近いため「本命」として認識されやすい。
ただ、次に人気が出るのは4女の「汐里みさき」(10)ではないかとも。少し甘えん坊でわがまま、ドジな面もあり、失敗も多いというキャラクターだ。主人公のことは、「お兄ちゃん」と呼んで慕っているという。
伊藤氏は、近年の傾向として、ユーザーの美少女キャラクターの好みは多様化する傾向があるとも付け加える。ゲームとしては、細分化するニーズにどう応えるかが重要、とのことだった。
(C) NEC Corporation 1995-2004
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
7
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
10
デジタル庁に不正アクセス、個人情報24.6万件漏えいか 各府省庁の職員情報など
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR