“睡眠”の悩みを解決~「suimin'ROOM」へ行ってきました(3/3 ページ)
日常生活でも、疲れたときに数分~15分程度の昼寝をすると頭がスッキリすることがあるが、suimin'ROOMでも同じような体験ができる。「後半25分のうち、15分ほどを使ってリラクゼーションを行い、睡眠へと誘います。実際に寝るのは5分ほど。その後、5分間を使って覚醒させます」。
利用者がベッドに入るとき、部屋の明かりは150ルクス程度(顔面照度)だ。数字を言われてもピンとこないかもしれないが、「本を読むのはちょっと難しいくらい」といえば想像しやすいだろう。蛍光灯よりも黄色っぽい白熱灯の明かりは、色温度にして3000ケルビン前後に設定されている。
この時点では、まだベッド(松下電工の)は倒れていない。60度前後の角度で、利用者はゆったりと座っている状態だ。正面にはプラズマディスプレイがあり、画面の中では、「緑と水」をテーマにした環境映像が流れている。座っている人が首を動かしたりする必要がないよう、ディスプレイは床面から160センチ程度の場所に、7度くらい傾けて設置されているという。
しばらくしてプラズマディスプレイが消えると、今度は徐々に体(ベッド)が倒れていく。ベッドに仕込まれたエアマッサージ機能が動き出し、ゆっくりと全身をストレッチ。大抵の人は、この時点でもう夢見心地だ。
部屋の明かりが一定のリズムを刻み始める。これは、利用者に軽い深呼吸をしてもらうための「調息調光」と呼ばれるもの。一瞬明るくなり、徐々に暗くなるというテンポに合わせて呼吸していると、次第に息が整い、すっかりリラックスモードに……zzz。
さて、起こすときはどうなるか。部屋を明るくする前に、まずエアーマッサージが動き出し、心地よい振動でゆるやかに利用者を覚醒へと導く。次にベッドが徐々に角度を増し、電動カーテンが開いて朝日が差し込むという手順だ。
「朝の光は、顔面照度で2500ルクス程度。寝るときと異なり、今度は白っぽい明かりです。ベッドのリクライニングと合わせ、大抵の人はこの時点で起きます」。
一方のプラズマディスプレイは、美しい砂浜と青空の風景を映し出している。寝る前の“緑”に対して、起きるときは“青”と“白”がテーマ。これも、さわやかに目覚めるための仕掛けだ。
suimin'ROOMで実際に寝るのは、ほんの数分に過ぎない。だが、きっと想像しているよりも充実した眠りを提供してくれる。料金は、快眠コンシェルジュのカウンセリング込みで2000円だ。眠りに関する悩みを抱えている人なら、おそらく値段を遙かに上回る価値を見い出すに違いない。
「実際、料金はあってもなくても赤字なんですが、単に昼寝をしたいとか、冷やかしのお客を避けるために一応設定しました」。
問題は、一度体験してしまうとsuimin'ROOMにある“快眠グッズ”が欲しくなってしまうことだろうか。ちなみに、エアーマッサージベッド「夢楽園」は、シングルサイズの43万500円から。間接照明やAV機器などを連携させる「スイミンコントローラ」は、1年後の発売を予定しているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
9
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
10
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR