日本人の数値人体モデルDB「TARO」と「HANAKO」公開
独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)はこのほど、日本人の数値人体モデルデータベースを無償公開した。ワイヤレス機器が発する電波と人体の相互影響をコンピュータ上でシミュレーションするために開発したものだが、自動車の衝突被害解析など各種分野への応用が可能だ。
人間の全身を、1辺が2ミリの立方体ブロックの集合体として表現した。筋肉や脂肪、臓器など各ブロックに電気的特性を設定することで、電波が人体に吸収される様子をシミュレーションできる。
モデルは日本人の成年男女の平均体型を再現。女性モデルは世界初で、「HANAKO」と名付けた。男性は「TARO」。核磁気共鳴装置(MRI)で得たデータを使用した。
モデルの寸法や臓器重量などについて詳細な評価を実施したところ、欧米のモデルと異なり、日本人の平均値と一致していることを確認したとしている。
北里大学、慶應義塾大学、東京都立大学と共同で開発した。今後、任意の姿勢や体型、解像度に変形可能な高機能モデルの開発も進めていく。
公開は非営利研究が対象だが、営利利用向けの有償公開も検討する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
陸自が「イオンモール熊本」内部をドローン撮影 防衛省が映像公開
-
2
PayPayアプリで熊本地震への寄付が可能に 最短3ステップ・1円から
-
3
熊本「通れた道」マップ、トヨタが公開 ホンダも「通行実績情報マップ」
-
4
TSMC熊本工場、段階的に通常操業へ 熊本の地震で一時中断、従業員の無事確認 台湾報道
-
5
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
6
熊本で非常時Wi-Fi「00000JAPAN」発動中 KDDIが無料開放、他社ユーザーも利用可
-
7
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
Anthropicのミュトス、暗号アルゴリズムの新たな攻撃法を発見――耐量子署名「HAWK」の強度を半減
-
10
熊本地震で「Yahoo!天気」が意外な活躍? 断水・停電情報など投稿続出 ライフライン情報共有の場に
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR