レビュー
“最終目的地”を選べる快適Blu-rayレコーダー~シャープ「BD-HD100」(3/5 ページ)
現在、すべてのデジタル放送にはコピーワンスフラグが付加されている。ここではコピーワンスフラグについて突っ込んで書くことはしないが、コピーワンスの番組はHDDからは他媒体に移動(ムーブ)できるものの、D-VHSテープやDVD、BDなどの光ディスクに保存してしまうと他媒体にはムーブできなくなる。
これまで、HDDに記録したコピーワンスの番組をBDにムーブするには、ソニーのBDZ-S77にi.LINK経由でソニー純正のi.LINKハードディスクレコーダー「VPR-T5」を装着する以外に方法はなかった。しかも、その際に使えるデジタルチューナーにも制限がある。また、BDZ-S77はDVDへの記録機能を持たず、VPR-T5はごく一部のD-VHSデッキとBDZ-S77しかムーブ対応していない。つまり、機種の組み合わせが限られており、そのうえハイビジョン映像をDVDへダウンコンバートできないことになる。
DVDは、メディアが安価で場所も取らないがハイビジョンより画質は悪い。D-VHSは、ハイビジョン画質をそのまま記録できるが、場所を取り、信頼性も低い。BDは信頼性が高くハイビジョン画質をそのまま記録でき、そのうえ場所も取らないが、メディアの価格が高い。将来、BDメディアが安くなれば話は別だが、現時点では適材適所でメディアを使い分けたい。
ムーブが自由ならば、いったんはD-VHSに保存しておいて、将来、メディア価格が落ちてきてからBDに保存したいところだがコピーワンスによりそれは不可能だ。できれば、HDDに記録しておき、内容をチェックしてから“最終目的地”をどのメディアにするのかを決めたいところだ。
シャープの従来機「DV-HRD200」の場合、BDを最終目的地とすることは不可能だったが、BD-HD100ならi.LINK経由でD-VHSデッキへのムーブが可能だ。HDDに録ってから、行き先を選択する自由がある。
今後、ハイビジョン放送の内容が充実すればするほど、こうした選択肢が長所として活きてくるはずだ。
i.LINK経由でRec-POT Mとも連携
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
4
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
5
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
8
「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
-
9
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
10
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR