LifeStyle Weekly Access Top10
“オンラインで音楽レンタル”――日本の方が向いている?
先週はソニーの決算報告や、任天堂GBA SP/DSをPSPばりのAVプレーヤーに変身させる「プレイやん」のレビュー記事をさしおいて、P2Pに関連する話題が注目を集めた。
ラインキング1、2位の記事はいずれも昨年に掲載されたものだが、1月27日に掲載されたWinMXを利用した詐欺的行為を警告する記事がその呼び水になったことは間違いない。P2P自体はWinMXやWinnyの影響もありそう目新しいものとは言えなくなったが、関心はまだまだ高いということか。
そんなP2Pの“元祖”ともいえるNapsterにも先週動きが見られた。月額料金14.95ドルで、100万曲あまりのカタログから好きなだけ楽曲を対応ポータブルプレーヤーに転送できるサブスクリプション型サービス「Napster To Go」を正式に発表したのだ。
「Napster To Go」は昨年9月にテストを行っており、Windows Media Player10に搭載された新DRM(Janus)に対応したポータブルプレーヤーならば、楽曲をインターネット経由で“レンタル”したのちに、持ち出すことができる。レンタルなので、一定期間を経過すると再生できなくなる。
アメリカではCDレンタルが一般ではないので、こうしたサービスについて「ちょっと複雑だと思う人もいるかもしれない」と懐疑的な意見もある。一方日本では、CDレンタルが制度化されており、日本レコード協会の調べによると2004年7月末現在で3343店のCDレンタルショップが存在しているという。
iTunes Music Storeのサービス開始が待ち望まれている日本国内だが、いまだ開始のアナウンスはない。それは楽曲を“1曲99セント”のような低価格で提供したいApple側と、既に新譜については“1曲200円程度”という値付けを行っている国内レーベル側との意見調整が進まないからではないか、という推測もある。
ダウンロードで「販売」という形式を取る以上、価格の折り合いを付けることは容易なことではないが、もしそれが「レンタル」ならば、レンタルCDショップというお手本があるだけに、価格設定はそう難しくないはずだ。
レンタル文化の根付いている日本にこそ、「Napster To Go」のようなサービスは向いており、早期に開始される可能性もあると思うのだが、どうだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
6
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
7
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
8
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
9
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
10
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR