レビュー
大きな進化を果たした“普及”モデル――パイオニア「DVR-530H」を試す(前編)(3/3 ページ)
またダビング時にファイナライズを指定し、それが録画と重なった場合には、録画を優先するといった配慮もされている。ファイナライズに限っては並行して録画が行えないからだ。
EPGは1列タイプで一覧性が良いとはいいがたいが、代わりに検索機能が充実している。設定したキーワードの関連語、同義語、連想後からも番組検索が可能な「気がきく!録画辞典」も引き続き搭載し、キーワード設定によるおまかせ録画も可能だ。またドラマなどの繰り返し録画での放送延長に対応する「連ドラ延長」、プロ野球中継延長の影響を受ける番組への警告機能なども2004年秋モデルから継承している。
EPG周りで新たに追加されたのが「新番組検索」機能だ。ちょうど今は番組改編期にあたるのだが、かなり的確に新番組を検索してくれた。これは便利に使えそうだ。
あと、細かい部分で筆者が気に入ったのは、DVDメディアのローディング中にもメニュー操作などが実行できること。DVDメディアの認識には時間がかかるものだが、他社製品にはローディング中は何もできなくなる製品が多い。しかしDVR-530Hでは、たとえばダビングを行うとき、DVDメディアをドライブにセットして認識されるのを待つ必要がなく、ダビング操作を開始できる。
パイオニアは、メジャーメーカーの中ではEPGの採用がもっとも遅かった。そうした事情もあってか、従来の製品では画面構成がEPGとアンマッチな部分も見受けられた。
しかし、DVR-530HではEPGによる番組予約~つまり録画番組には番組名が登録されていることが前提の作りとなり、従来製品に感じていた違和感はなくなった。ユーザーインタフェースが洗練された印象を受ける。どのメーカーも、基本的な操作性にはあまり手をくわえようとしない中、パイオニアのとった判断は“英断”といえるかもしれない。
後編では、期待のDVD-DLと画質を検証する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
GMO、ランサム被害にあった顧客に新しいPC提供へ 犯行グループは1人の顧客情報公開か
-
2
NECのルータ「Aterm」、PHP脆弱性の影響なし 設定画面URLの「.php」は無関係
-
3
GMO、不正アクセス実行犯の手がかりに懸賞金 1億5000万円規模
-
4
「楽天トラベル」に不正アクセス 顧客情報最大約260万件など流出か 予約者約3.6万件のクレカ情報も
-
5
GMO、攻撃者の公開情報に「アクセスは絶対に控えて」 悪質な拡散者には法的措置を準備
-
6
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
7
IPO目論見書に「AIは人類の存亡リスク」「コードの9割はClaude製」 Anthropicが示した規格外の見立て
-
8
メアドを検索→AIで“その人専用フィッシングメール”を生成する手法、クリック率が約2.7倍に 7000人以上で実験
-
9
So-net、会員情報約259万件が漏えい 一部メールサービスではパスワードも流出
-
10
GMO不正アクセス、犯人側は「27日に顧客のPC攻撃」予告 GMOが端末回収、ホワイトハッカーが解析中
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR