特集:初めてのポータブルプレーヤー
SonicStageとWMP10のちょっと便利なTips(1/3 ページ)
前回はiTunesとその便利な使い方を紹介した。今回はSonicStageとWindows Media Player(WMP)の特徴と、便利に使いこなすためのちょっとしたTipsを紹介したい。
細かなリッピング/エンコード設定が可能なSonicStage
ネットワークウォークマンを始め、ソニーのオーディオ製品の母艦となるライブラリーソフトが「SonicStage」。最新バージョンは3.2で、各製品パッケージに付属しているほか、こちらから無償配布されている。
SonicStageの特徴は大きく分けてふたつある。ひとつはMDにも利用されているフォーマット「ATRAC3/ATRAC3plus」が使用できることと、PSPやMDなどデジタルオーディオプレーヤー以外の機器へも楽曲を転送できる点だ。
ATRAC3/ATRAC3plusについての説明は、特集の第1回で簡単ながらもまとめてあるので割愛するが、SonicStageではATRAC3/ATRAC3plusでのエンコードに際して、48/64/96/128/132/160/192/256/320kbpsと非常に細かくビットレートを調整できる(132kbpsのみがATRAC3で、ほかはATRAC3plus)。
WAV/MP3でのエンコードを行うことも可能で、詳細な設定は「ツール」-「設定」-「CD設定」-「CD録音」から「マイライブラリへの録音フォーマット」-「CD録音フォーマットの設定」と選択する。なお、MP3のビットレートについては、96/112/128/160/192/224/256/320kbpsから選択できる。
最新バージョンの3.2からは、CDからATRAC3/ATRAC3plusへの取り込み時に著作権保護処理のオン/オフを選択できるようになった。これまでのSonicStageでは、CDからのATRAC3/ATRAC3plus取り込み時に、OpenMGによる著作権保護が自動的に付加され、ポータブルプレーヤーへの転送回数やファイルコピーの回数に制限が加えられていたが、新バージョンでは「著作権保護処理を行う」のチェックボックスをオフにしておくと、こうした制限は解除される。
これまでにATRAC3/ATRAC3plusにてリッピング/エンコードしたファイルについても、「マイライブラリ」で対象のファイルを選択して右クリックし、「変換後、著作権保護処理を行う」のチェックボックスをオフにして変換をしてやれば、これまでの著作権保護処理を外すことができる。
SonicStageはPSPのライブラリーソフトとしても利用可能
もうひとつの特徴、デジタルオーディオプレーヤー以外の機器への転送についても触れておきたい。同社は古くからAV機器とPCの接続を実現する製品を世に送り出しており、2001年にはNetMD規格に対応した製品(LAM-1やバイオMX)を投入している。それらに添付されていたOpenMG JukeBoxは、SonicStageの前身とも呼べるソフトだった。
最新版のSonicStageにおいても幅広い機器への対応は維持されており、ATRAC3/ATRAC3plusもしくはOpenMG形式で暗号化したMP3を再生できる機器「ATRAC Audio Device」のライブラリーソフトとして機能する。主なATRAC Audio Deviceとしては、ネットワークウォークマンやNetMDなどが挙げられるが、携帯ゲーム機「PSP」もそのひとつだ。
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