Microsoft、IE7 β2披露でハッカーコミュニティーとの関係改善
Microsoftはマレーシアのクアラルンプールで開催のHack in the Box Security Conferenceで、Internet Explorer 7のβ2の初期段階の作業を披露し、かなり良好なフィードバックが得られたと、同社幹部が9月29日に語った。
Internet Explorer(IE)チームのグループプログラムマネジャー、トニー・チョア氏は、ハッカーグループを前に同社が行ったプレゼンについて、「製品のリリース前に披露してフィードバックを募ったのは今回が初めてだ」と話した。
チョア氏と同僚でMicrosoftのセキュリティエンジニアリング/コミュニケーション部門ディレクター、アンドリュー・カシュマン氏は、プレゼンテーションで寄せられたフィードバックを高く評価、参加者について「ハッカー」と呼ぶよりも「セキュリティ研究コミュニティー」という呼び方を好んで使った。
「ハッカーには、犯罪者のような否定的な響きがある」とカシュマン氏。Hack in the Boxカンファレンスの参加者のような人たちは、非常に異なる観点から貴重な見方でセキュリティにアプローチしていると同氏は言い添えた。
「このコミュニティーは優れた情報源であり、当社自身ではこうした情報源を持ち合わせていなかった」とカシュマン氏。
チョア氏はもう一歩踏み込んで、Microsoftは過去にハッキングコミュニティーと「敵対的」関係にあったと言い、「それはうまくいっていなかった。それでは彼らが頭にくるばかりで、当社は彼らの情熱とノウハウの恩恵を受けられなかった」と振り返った。
しかし同社はこれを過去のものとし、将来的に「セキュリティ研究コミュニティー」との関係を深めることを目標に、ハッカーコンベンションへの参加を増やし、製品リリース前にMicrosoftの作業の一部を批評してもらうチャンスを与える意向だ。
チョア氏とカシュマン氏は積極的に名刺も配り、電子メールやブログでさらに反響を寄せてもらうことを期待していると語った。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR